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【拡張版】IPOセカンダリー投資手法公開!低位株ナンピン投資法の検証!~第五弾~

はい、どーも、まさやんです。

今日はですね、IPO低位株ナンピン投資法の検証ということで、記事を書いていこうと思います。

まず、IPO新規上場銘柄の傾向として、公募価格から倍以上の大幅上昇した銘柄は、その後の株価は残念な結果になることが多いことは、前の記事でも書いています。

▼情報ソースはこちら▼
https://reform-network.net/search.cgi?h=1&e=3

反対に、株価が安く(1000円以下)寄り付いた銘柄は、その後の株価は上がる傾向にあります。
▼情報ソースはこちら▼
https://reform-network.net/search.cgi?k=4&e=3

それでは、上場後に更に株価が下がり続け、低位株となった場合はどうでしょう?

IPO低位株ナンピン投資分析サイトで800円フィルターで計測すると以下の結果が表示されます。(2024年4月1日現在)
検索結果662件⇒エントリー回数は合計で689回、この期間の合計損益はプラス67953.16%です。1トレードあたりの平均も98.59%と非常に高いパフォーマンスです。
▼情報ソースはこちら▼
https://low.reform-network.net/search.cgi?e=4

800円から更に値下がりし、600円⇒400円⇒200円と下がった場合、単純に値下がりすればするほどリターンが大きくなることは、前回の記事でも書きました。
▼前回記事はこちら▼
https://note.com/aimjey/n/nf3c42eddb8ac

ただし、このデータの結果には一部誤りがあります。
2024年2月29日の株価を元に計算しています。
上場後に株式分割された銘柄は、分割以前の株価は調整後株価として集計されてしまいます。
この為、800円フィルターで計測すると上場初値の調整後株価が400円を下回る場合、上場初日がエントリー日として計算されてしまいます。
リアルでトレードする場合、株式分割された時点で400円を下回ったらエントリーということになりますが、
株式分割された日まで正確に把握することは困難な為、本データは簡易的なバックテスト結果として公開しています。

そうすると、株価が上昇した銘柄は株式分割される一方、株価が下落した銘柄は株式分割する必要はありません。
結果として、800円フィルターに引っかかる銘柄は、株価上昇⇒株式分割⇒上場時の調整後価格が下がるといったことが起こります。
つまり、低位株リスト自体が、その後の株価上昇に対し良い方向にバイアスがかかっていることになります。

以下が株価400円以下で買い⇒3000円で利食いのバックテスト結果です。

株価400円以下で買い⇒3000円で利食いのバックテスト結果

購入後に株価が3000円に達しない銘柄は、2024年2月29日の株価で決済とします。

上記の結果をExcelに貼り付けて平均を求めると、平均リターンは265.9%になります。
しかしながら、これにはバイアスがかかっているので、ExcelのIF文でエントリーの値段が350円以上にして再度計算してみます。

そうすると、平均リターンは166.1%になります。
この方が実際の結果に近くなると思います。

そして、この結果を元に、年度ごとのパフォーマンスを計算した結果が以下になります。

エントリーの値段が350円以上

年平均のパフォーマンスは平均で25%です。

銘柄選定は行わず、単純に株価だけの分析で、これだけの年間パフォーマンスが出れば十分ではないでしょうか?

【免責事項】
本記事に書かれた内容は、将来の結果を保証するものではないことをご理解下さい。
なお、当サイトに記載されたIPOセカンダリーの検証結果は、過去のデータを集計したものであり、未来の株価を予想するものではありません。
掲載されている情報の正確性については万全を期しておりますが、誤りがある可能性があります。
本記事に書かれた内容を信用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。
投資の決定は、自己判断・自己責任でお願いします。



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