詩*オルゴール・ララバイ

TVショーで聞こえた言葉が
言葉の刃になって僕を掠めた

痛くないふりをしたら
後からもっと痛くなった

「受けとめすぎだ」と
友達は笑ったけれど

君は言葉を守る盾が多くて、
僕の言葉さえ届いていないね


花のような言葉を聴きたい
優しいあのこの歌のような

きらきらと眩く夜空のようなあのこ


ゆっくりと癒される傷


ありがとう、と恥ずかしくて言えないから


せめて、よつばのクローバーを持って
あのこにプレゼントしよう

そしたら、あのこは
虹のような笑顔と
花のような言葉を僕にくれるのかな


全てを癒す花のような

言葉を僕は渡せるかな


スケジュールは明後日、
言葉の花束を持っていって。


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2013.11.14

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