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ばくたん日記 ばくたん感想抜き

「さなのばくたん。-ハロー・マイ・バースデイ-」 の感想抜きですが6500文字を超えてています。

3/6(月)
「さなのばくたん。-ハロー・マイ・バースデイ-」前日! ということで当日の気が狂いそうなほどの混雑を避け聖地巡礼やコラボカフェ巡りをして余った時間で遊ぶことになった。
寝坊をしたので必死に謝罪しながら川崎へ向かう。比較的近くに住んでいるのに寝坊して遅刻して汗が吹きでて止まらない。しかし、どんなに私が焦ったとてバスはゆっくりと進む。仕方がないのでいつも通りスマホをぼんやりと眺めながら時間を潰した。
川崎に着くが究極の方向音痴なのでフォロワーに駅まで迎えに来てもらった。キレられても文句が言えない状況なのにも関わらず優しく出迎えてくれたフォロワーを仏かと思った。

川崎は近いことや友人が住んでいることもあり何度か足を運んだことがあるが、LA CITTADELLAの方は初めて踏み入れたのでミモザの花に向かい入れられてワクワクした。
「La Petite Fromagerie」が満員だったのでタワーレコードへ向かう。今までと今回の「さなのばくたん。」ポスターが貼られていて等身大パネルもあって一枚ずつ写真を撮る。タワーレコードの看板前で写真を撮ってもらったりもした。目の前のキャンディー屋さんの写真も撮れて良かった。
一通りその場所の写真を撮り終え「GOURMET POPCORN LABO」でポップコーンを買う。箱デカ…… 当日に全て回収する人はCDや物販もあるので大荷物になりそうだなと思った。
LA CITTADELLAの街並みにコンセプト性があって歩いてるだけで楽しい。後々調べたらイタリアのヒルタウンがモチーフだった。イタリア行ったことないけれど海外の街並みって感じは、した! これは前に行ったスペイン村での学びだ。
外がそこそこ暖かく「白熊堂」がそこそこ空いていたので列に並ぶ。折角二人で来ているということで、かき氷を三種全て頼んだ。店内の席だったとはいえかき氷を食べる季節ではないので段々と凍えてくる。途中途中に温かいほうじ茶ラテで身体をあたためるがなかなか最後のひとつが来ない。ほうじ茶ラテも空になり謎に無の時間を暫く過ごした後、恥を忍んで店員に声を掛けた。本当にただただ忘れていたようで、すぐに出てきたが温かいほうじ茶ラテは空なのでまた凍えながらかき氷を食べた。美味しいけれど苦行だ。お外ポカポカでワロタ! と言っていた頃に戻りたい。
かき氷を食べ終えると「La Petite Fromagerie」で整理券を貰った。今日中にチーズを食べられる確定演出だ。ホッと胸を撫で下ろした。
整理券を貰った足で「UBU TACOS」へと向かう。カレータコスは少し時間を置かないと出せないようなので、サラダラップロールとクリームソーダを先に受け取った。席が見つからないので中庭のような噴水を囲んだ階段に座って食べようということになった。クリームソーダは当たり前だがアイスクリームが乗っていてかき氷と同じように凍えながら摂取することになった。あまりにも凍えていたらフォロワーがコートを貸してくれてコートの防寒と優しさで温まった。
カレータコスが出来るまでまだまだ時間があったので「食炒音」に入る。テイクアウト用のラクスとジャム、今摂取する用のマンゴーシェイクを購入する。本当に凍え死ぬが……! 店内じゃなかったら死んでた。今はまだ三月なんだが……? 「食炒音」のシェイク提供口の上に1000円札がたくさん挟まった商売繁盛の御守りのようなものが飾ってあるのがストレート過ぎて良かった。
シェイクを飲んだあとは「ELOISE's CAFE」で珈琲を買い「ばくたんミュージアム」に入場する。中は勿論のこと入口から階段まで隅から隅まで色々なものが飾ってあり全部写真に撮るだけで随分時間を有した。窓の外から名取さなが覗いていたのでツーショットも撮ってもらう。フィギュアがたくさん並んでおり、見ていると置くスペースもないのに欲しくなってしまうんだよな……と思いながら丁寧に写真を撮っていく。グッズで溢れかえるミュージアムはまるで夢のようだった。ミュージアム内は暑いくらいで、先程まで凍えていたことを忘れ上着を脱いだ。
「ばくたんミュージアム」を堪能したあとは「UBU TACOS」でカレータコスを回収する。大きなジャガイモとひき肉をこぼさないように細心の注意を払いながら食べた。
カレータコスを食べて少しひと休みしていると「La Petite Fromagerie」の整理券に書かれた時間が近付いていたので並んで待つことにした。スタンプラリーも飲食物もコンプリートしてバースデイカードを貰った。ハッピーバースデイプレートには四種類のチーズとオリーブ、生ハムが乗っていた。オレンジ色のチーズが一番好きだった。チーズティはラテアートのうさちゃんせんせえが持ってるナイフとフォークが人によって左右逆で感動した。二人で来なければきっと気にしなかっただろうなと思った。二人で来て良かった……!

LA CITTADELLAで今日回収できるものは全て回収出来たので池袋に移動する。目的は「ミッフィーzakkaフェスタ」だ。イベント限定のウィンターミッフィーマスコットが可愛過ぎる……と前々から思っていたがちゃんと売り切れていた。これが欲しい! というものはないが、ミッフィーはそこそこ好きなので店内をぐるぐる回る。何周もして、マルチバンドと染み抜きと透明なポーチとポケットタオルを購入した。私はハンカチよりタオルが好きなのでハンカチとタオルが並んでいるといつもタオルを買ってしまう。赤ちゃんなのかもしれない。



「ミッフィーzakkaフェスタ」を出て「REEAST ROOM」という破壊施設へ向かう。地下一階+四階+屋上がある建物で、地下一階と一階が「BREAK ROOM」という武器で物をぶっ壊し放題の空間、二階が受付、三階と四階が「AXE THROWING」という斧投げの空間、屋上が「FREE ART WALL」という絵の具とスプレーで落書き出来る空間となっていた。
斧投げ→落書き→破壊の順で回ることになったのでまずは斧投げを教わる。ルールはダーツと似たような感じだった。ダーツもどちらかといえば苦手で運動神経皆無なのに出来るのか? と不安になるが「時間内に一度も刺さらない人もたくさん居ます!」と言っていたのでなら刺さらなくてもダメージ少ないし……と思いながら投げる。なかなか刺さらない。フォロワーは隣で斧投げの才能を開花し、ブスブスと的に斧を刺していた。店員さんも「日本ではまだマイナーなので今からならプロ目指せますよ!」と言っていた。そんなことあるんだ。
練習時間内には一度も刺さらずタイマーがセットされる。「刺さらない人も居るみたいだし……」と思いながら私の中の負けず嫌いが「隣であんなに刺してるのに一度も刺せないなんてイヤ! 絶対刺せるようになる!」と言っていた。時間が折り返し地点に達した頃ようやくたまに斧が的に刺さるようになってきた。ダーツでもそうだが私は力の抜き方が下手だ。投げる時にも思い切り力んでしまい、それが結果的にダメな方に出る。斧投げも「もう無理かな……」というような気が抜けた状態になった頃に刺さり始めた。最後まで刺さったり刺さらなかったりとお世辞にも上手いとは言えなかったが満足出来た。
斧投げが終わり屋上で落書きをするためにつなぎを着て長靴を履く。ドアを出て左側の壁には大きく「禁止」と書かれており、話を聞くと隣のビルと一悶着あった為落書きを禁止されているらしかった。ご近所トラブルはビル単位でもあるんだ。私の家のお向さんとそのお隣さんは木が少し飛び出したかなにかで一悶着あり高い柵が取り付けられているので驚きは全くなかった。普段からお絵描きしているフォロワーが壁にたくさんうさちゃんせんせえを描いてくれてニコニコした。私はマネキンに化粧していた。三色の絵の具で色をつくるのは中学生頃の体育祭でクラス旗を作った時を思い出した。一生三色で茶色を作り、良い色にならないと一軍女子に「もっと濃い色!(こいつこれしか出来ることないくせに使えないなあ)」という圧をかけられていた日のことを。そんなことを思い出しながらも楽しく筆を振り回していたらあっという間に時間が過ぎた。外ももう暗く気温も下がっていただろうが身体はポカポカとしていた。
落書きタイムが終わると破壊の時間が始まる。壁に物を投げるのは爽快だった。破壊衝動の強い反抗期の子供、半分くらい破壊を楽しんでるだろ。破壊の時間に学んだことは、電子レンジは内側のネットのようになっているところが破壊しにくいということだ。破壊楽し過ぎるし毎日なにか破壊したい。まあ日々破壊しても許されるものなんて己くらいしかないのだけれど。こういう破壊衝動を向けても許される場所は少ないと思うので来られて良かった。



「REEAST ROOM」を出て「梟書茶房」へ向かう。本の題名やあらすじは隠されており、推薦文と読みやすさ・誰かにあげたくなる・役に立つという三つの項目が星で評価されているものだけを頼りに本を選ぶ場所だ。全体がそうなっているのだと思っていたが、茶房の方に入ってしまった為、夕飯を食べることにした。お昼に山ほどコラボの飲食物を食べたのでそこまでお腹は空いていない。珈琲とパンケーキとフライドポテトを頼むことにした。パンケーキがふわふわでフォーク一本で食べるにはあまりにも食べづらかった。
夕飯を食べ終え書房の方を覗く。インターネットかテレビで話題になっていたので殆どの本は残っていなかったが、お陰で短時間で全ての推薦文を読み終えることが出来た。気になった本を文庫本と単行本一冊ずつ購入する。ぼちぼち遅い時間となっていたのでこの日はこれで解散することになった。


3/7(火)
「さなのばくたん。-ハロー・マイ・バースデイ-」当日!
前日から何も学ばず遅刻した。前日と同様、本当にすみません……と言いながらバスに揺られる。三日連続で人と遊ぶのに寝坊する人間、信じられないよ本当に。CDの物販に並ぶ予定だったのだが、間に合いそうにないので代理で買いに行ってもらった。本当になにからなにまですみません……という気持ちでいっぱいだ。またフォロワーは仏の顔で許してくれた。仏の顔も三度まで。次はないかもしれない。それは兎も角、コラボカフェは昨日全て回ったということは、今日はライブまでゆっくり出来るということだ。折角の川崎ということで「カワスイ」に足を運ぶことにした。

カワスイはかなり最近できた水族館で、年パスを持っている友人が「小さい魚がいっぱいいる!」と言っていた情報以外何も持ち合わせていなかった。入場すると確かに小さな魚がたくさんで、水族館からイメージするには迫力が欠けるような印象を受ける。場内の至るところに振り仮名の多いイラスト付きの魚のポップがあるのが可愛かった。あとバレンタインを引き摺っているのか魚の恋みくじという立て看板がいくつかあるのが珍しく面白い。暫く色々な魚を見て回っていると、校外学習中の小学生の集団と鉢合わせた。ここで「ああ、だからポップには振り仮名表記がされているのだな」と合点がいく。水族館なのに食用コオロギガチャなるものがあり、なんでだよと突っ込まずにはいられなかった。カワスイは地元愛溢れる水族館なのか多摩川のコーナーがあるのも珍しく思った。一番驚いたのは大きなスクリーンに魚の映像を流すという水族館とは思えないシステムを導入しているとことだ。普通、水族館の大きなコーナーはスクリーンではなく水槽があり、映像ではなく本物の魚が泳いでいるはずなので。カピバラの水場というカピバラの排泄物が浮かぶ水槽、これでいいのか?

「カワスイ」を出て人気の消えたタワーレコードへ向かう。名取さなのCDコーナーはガラガラになっていた。予約したCDを購入し、タワーレコード内を徘徊する。徘徊してから購入するべきだったのでは? とも思うが、もう買ってしまったものは仕方がない。じっくりと名取さなのポップの写真を撮って回り、隅から隅まで徘徊した末にNornisのCDも購入した。これが無駄な出費。出掛けるとすぐに財布の紐が緩んでしまう。CDは現物で欲しくなるが一枚でそれなりの値段するのでかなり苦しい。

タワーレコードを出てお昼の時間だったので昼食を食べるためにマップを眺める。一部の飲食店ではライブチケットを見せると飲み物が無料になったりするらしい。そのライブチケットの恩恵を受けられる飲食店の中からクレープ・ガレットの「FARMER'S TABLE MOTHER」を選んだ。店内の席と外の席が選べたのだが、店外で食べるには少し寒い上に犬を連れた先客が居たため店内の席を選ぶ。LA CITTADELLAがミモザのフェアをやっているためか犬の写真を撮る女性がかなり多い。LA CITTADELLAは犬の写真を撮る女性と名取さなのオタクがごった返していて傍から見たらさぞ面白かっただろう。「FARMER'S TABLE MOTHER」の店内の席の机は異常に細い。ガレットを頼んだのだが、ガレットの乗った皿の半分が外に出てしまうので不安定だった。ガレットの横にサラダと食用花が盛り付けてあるのだが、ドレッシングが背後にあることに気が付かず途中まで「味付けないんだ……」と思いながら花と野菜の本来の味をモソモソを楽しんだ。ドレッシングに気付いた瞬間「あるなら教えてくれ〜!」という気持ちで顔が熱くなった。

川崎の商店街の方をフラフラしてライブの時間までどうしようかとなる。居座れそうな場所といえばカフェやカラオケが無難だろうか。フラフラ歩いて体力消耗したら元も子もないのでカフェで時間を潰すことにした。フォロワーがガラナを頼んだので「ガラナって風邪薬シロップの味がしない?」と言ったら共感を得られて嬉しい気持ちになる。合法で沢山飲んで良い風邪薬シロップだよこれ。お喋りしながら珈琲を飲み、合間合間にタバコを吸う。時間が一瞬で溶けていく〜……

チネチッタに向かえば丁度いいくらいの時間かなとなりカフェを出てチネチッタに向かう。LA CITTADELLAはソーシャルディスタンスを保ちオタクが壁際に立ち並んでいた。まだ会場はしていないようだ。折角なので物販を覗いてみると列が短いので並ぶとことにした。オタクが皆持っていたトートバッグが想像より生地がしっかりしているように見えたのでトートバッグを購入した後にチネチッタへ向かった。
チネチッタ内には進行方向はないように思えたがある程度列が出来上がっていたので郷に従う。映画パロディポスターやフラワースタンドを取りこぼしのないように写真に収めていく。プレゼント置き場にレターパックに現金と書いて送っている人が何人が居て良かった。レターパックで現金を送れは全て詐欺です。



写真を撮り終えて館内に入った。まだ人は疎らだったが開演前のCMまでもが作り込まれていて良かった。前日も当日も男女比9:1くらいで少し面白かった。

(中略) ※ライブの感想及びお気持ち表明は別で書きます。

チネチッタを出て夕食を食べに行く。混雑を予想して事前に予約してもらった。助かるね。店員が中国語でコミュニケーションを取っているのが気になったが食べ物は美味しく店内の雰囲気も良かったので満足出来た。「カルパッチョのタルタル」というものが細切れのカルパッチョのタルタル和えがクラッカーの上に乗っていて、カルパッチョの定義ってなに? となった。店内でライブの感想を少し言い合い、おなかいっぱいになってゆっくりしていたらそれなりに遅い時間となったので店を後にしてフォロワーと解散した。

ライブ、脳みそ破壊されるしこんなん何度も行ったら気が狂うと思う。昨夜の振り返り配信で少し救われたが。
今回も一緒に行ってくれたフォロワーに大感謝……!


それでは、また。
ライブの感想及びお気持ち表明note、書きます。

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