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乳がん経験のノート 発覚&検査

 

 

4年前、私の乳がんが発覚した時のお話をさせていただきます。

 

 

2016年7月

ある日の夕方、いつものように娘とお風呂に入ったあと、ふと洗面台の前で一息ついた時でした。

鏡に映る自分を久々に見た瞬間、右胸の上あたりにポコッと何かが浮き出ていました。

触ってみても、痛くもかゆくもない。 硬いしこりでした。

 

ちょっと気になりつつも、まさかそんなはずはないだろうと、しばらく放置していました。

その後半月が経ち、やはり気になるので、夫と一緒に人間ドックを受けました。

 

8月頃

結果が出て、はやりあのしこりの部分が引っ掛かり、精密検査を受けて下さい。とのこと

 

ドキドキしながら、2歳の娘を連れてクリニックへ行ってみました。

エコーで診察したのち、詳しい内容も聞かされないまま、細胞診をすすめられ、近くの市民病院を紹介されました。

 

9月頃

クリニックで貰ったエコーデータと紹介状を持って、また娘を連れて、市民病院へ行きました。

待ち時間は長かったのですが、呼ばれて診察室に入った時、女医さんを見て少しホッとしました。

 

人間ドックの結果とクリニックのエコーの結果を確認した先生は、触診し、すぐさま血液検査と尿検査、そしてマンモグラフィをうちでもう一度撮るようにと指示され、結果が出るまで1,2時間ほど待ち、次に呼ばれた時にやっと細胞診しましょうとなりました。

 

いつもは混んでいる乳腺外科ですが、その日はたまたま空いていたようで、ちょうど娘も寝てくれたので、

『今日時間大丈夫だったら、今やりましょうか。』となり、

説明を聞いてなんとなく理解し、診察室で横になり、なんやら大手術みたいにビニールや消毒液の準備をし始めたので、少し怖くなりずっと壁側に顔をそむけていました。

胸に麻酔し、細胞診で使う針のガッチャン!ガッチャン!ガッチャン!という音にいちいちビビりながら、3回目のガッチャンの時、麻酔が届かなかったところに当たったのか、じわじわと痛みが出始めだんだんと激痛になっていって、看護師さんが心臓マッサージのように両手で傷口を圧迫し、一生懸命止血してくれていたのを覚えています。

  

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