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2023年に寄せて

2023年、いかがお過ごしでしょうか?

 昨年は、コロナに始まり、コロナに終わる、とまではいかずとも、家族をはじめ、「コロナ」に向き合わざるを得ない年でした。今年は、もうそろそろ、「コロナ」を忘れる程、駆け抜けたいところでもありますが……

さて、先月のバオバヴカフェ。長野県からの参加者もあって新鮮な風が吹くような、そんなカフェとなりました。現場の話は、いつも貴重で、当たり前なのでしょうが、発達に特性があること、ないこと含め、子どもたちにおいて、「自発性」「意欲」という言葉は、有効であり、大切なのだと確認したカフェでした。これは、そもそも大人になってもそうで、自発的にふるまうことの「強靭さ」って、すごいと、改めて思うことも相変わらず多いですし、昨年末に受講した、医師による、発達支援講座にしても、できないことの因果関係を探ることよりも、上手くいっていることにフォーカスして、できることから、未来へ目標を設定していくことが有効だ、といったベクトルは、腑に落ちるところで、形態は違えども、皆、同じことをいっているよなと、確認する年末年始でもありました。「自発性」と簡単に書いていますが、なかなかどうして、自分から動こうとする、やろうとすることに、ハードルが高い子供たちは多い。とても多い。
例えば、病気になると、弱る。その「よわる」と、「自発性」って、一見相反する。だけど、このある意味、中途な感触に可能性を想っていて、「からだのアトリエ バオバヴ」活動を続ける原動力となっている。4年目となるこの活動に、今年は何らかの一石を投じられるといいな、と、ゆるやかに想いながら、「からだ」を通して、放課後デイや支援級の子供たちに会いに行く日々……を、今年も尊く確かめていきたい。

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