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会社を辞めてまで

みなさんには、疲れた時に読む本はありますか?
何か読みたいんだけど、難しいのとか、あまりにドキドキワクワクするのとか、悲しくなるようなのは読みたくない。
一度読んだもので、安心して読める本。
もっと言うと、ながーいひとり旅なんかするとしたら、絶対持って行きたい本。
わたしには、あります。
『わたしの旅に何をする。』(幻冬舎文庫)
初めて読んだ宮田珠己さんの本です。

ちょうど、以前勤めていた会社を辞めて、都内のおしゃれ書店なんかをぶらついていた時、この文庫が平台に積まれていた。ふと手に取って裏表紙を見る。
「私はついこの間までサラリーマンであった。」
会社を辞めて旅をする話らしい。
おおっ!なんか運命を感じる。

コロナがこんなひどいことになるとは、きっとまだ誰も想像してなかったんじゃないかと思う2020年初め。失業保険をもらってる間にふらふら旅に出たいと思っていたからだ。
結局海外どころか国内旅行すらしてない。

そんなモヤモヤした気分を和らげてくれるこの本。
同じ場所に行きたいとかそうゆうのではなくて、宮田さんのゆるい感じがとても自分に合う。
そして、ある1章が、どうしても先に進めないくらい笑いのツボに入り、悶絶する箇所がある。
ここを他の人がどう感じるのか、笑いのツボとはなんなのか、研究材料にしたいので、是非感想をお聞かせいただきたい。(先入観が邪魔するといけないので、どのページかは秘密にしておく)

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