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太陽と勘とrunwearと 〜私のルーマニアライフ〜

ルーマニアに到着してから、1週間が経った。
我が家を出迎えてくれた大きな夕陽は、毎朝共に顔を合わせ、日暮れも共に最後の光が紺色になるのを見届ける。誰にも邪魔されない、最高に贅沢な時間だ。
この毎日があるだけで、幸せだと感じている。

1週間も経つと、びっくりして発狂しそうになった車の速度も、心臓が止まるほどの大きくて長いクラクションも、右折左折するのにも速度を変えず、周囲を見向きもしないドライバーや、信号があってもないようなこの街に、ビクビクしなくなっている。野犬や大きな犬たちには、まだビクッとしちゃうけど。

バスにも慣れたし、買い物も徒歩10キロ圏内のスーパーは回ってみて、使い分けもできるようになってきた。初めての国でも、ヨーロッパ(EU)という括りのお陰で日用品なども何となくだけど共通することも多くて、心配もないし、迷いもないし、10年前のチェコでの生活や、車で回ったヨーロッパの旅の経験が、かなり役立っているなぁと感じている。


ルーマニアの物価は、品質、グレードは抜きにして、大体日本の半額くらいのイメージ。チェコもそうだったけど、日用品(旅行などで楽しむ分)はそのくらいでも、生活すると、紙製品が高かったり、光熱費、家賃などの金額もあるので、無条件に安さに両手を挙げて喜べるわけではない。

日本だったら、このクオリティなら100均だな、と思うのもはものすごく沢山ある。  

でも、何でも安く手に入るからこその問題もあるから、何でもバランスだなぁと思うし、私は、環境にできるだけ循環するもの、循環できるようなサイクルのものを取り入れたいと思うので、気軽に手に入らないくらいがちょうどいい。


今週は子供たちの登校がスタートしたのもあって、毎日の送り迎えとお弁当作り、買い物、家事のサイクルを作っている。お弁当は、育ち盛りの3人なので、まだ量が安定してなくて、どんだけ入れたら「丁度いい」になるのか、挑戦中だ。

毎日の献立を考えるのが苦手なのに、スーパーに並んでいるものが全く違うので、何を作ったらいいのか?というより、何を作れるか?を考える方が難しくて、スーパーで何を買ったらいいかわからない。。笑。



8年前に何を作っていたのか記憶を辿るも、家族の反応を見るまではドキドキだ。
昨日は砂肝とルッコラのガーリックソテーにしたけど、お腹を満たすのと、美味しいのともまた別問題なので、しばらくは「がんばれ私!」の毎日となるだろう。


スーパーも、学校へもできるだけ歩くようにしている。
歩くと色々なものが見えてくる。
車でただ通り過ぎてしまう景色の中に、ルーマニア人ならでは?(今はそうなのか断定できないけど)の、暮らしの一欠片を拾い集められている気がする(自己満足かもだけど)。

家づくりとか、車への意識とか、バスの乗り方とか。。。
少しずつこれからそれらを紹介していきたい。

自分の足で、歩いて見て、感じる。
勘を働かせて、今を生きる。
私は毎日runwearで、いつでもどこでも歩いて走れるように
そして、ルーマニアの素晴らしさを感じ取れるように
大事に過ごしていきたいと思っている。




ルーマニアの広い空と太陽と
私の勘と足で繋ぐ未来は素晴らしいものになると確信している。



ありがとうございます。


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