Whyアフリカビジネス?

アフリカを危険な地域として距離をとり、日本で無難に過ごすべきなのか。安全地帯にいて、善良なアフリカ人もいるにもかかわらず、そうした人たちと交わる気はないのか。日本は少子高齢化が進み、人口ボーナスも見込めない。技術も衰退する可能性がある。これに対して、アフリカは現在10億、今後20億、30億と人口が増えてくる。パートナーとして組むことができればこれ以上に心強いことはない。さらに、国数も外務省によると54か国もあり、国連では多い票田を有する。資源もあり、若い人も多い。この地域と組まないで、中国やインドなどの大国とだけ取引をするのか。中国やインドは、力を落としていく日本などそれほど重要と考えないことも十分考えられる。

 アフリカは、54か国あり、ナイジェリア等大国もあるが、人口4000万や2000万の国も多くあり、大国と比べて対等な立場に立ちやすい。大国は他にも選択肢があると突き放しやすいのに対して、中小の国々は次がない場合がある。アフリカ諸国の対応は柔軟でウィンウィンの関係を築きやすい。

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同マガジンに関連した本「アフリカ・ビジネスと法務」を2016年に出版しています。よろしければご覧ください!

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