いつの間にか大人になってて
空港のラウンジで、朝は想像しなかった場所で今このnoteを書いている。もうすぐ搭乗時間15分前が迫っている。12月、もう全く自分に余裕がない。まわりにも余裕がないメンバーが多いのがわかるから、無理したくなってしまう。頑張りきれなくて、それと悪いしらせが重なって、なんだかもういっぱいいっぱいになった。ただ、泣いてもいい理由を探していたのかもしれない。子供みたいに、オフィスで場違いに泣いたら、案外そのあとはけろっとしている。LINEの文章だけで別に寄り添ってほしいわけじゃない、ただ体温がほしいだけだ、単純なことに気付く。当たり前に弱い、強がっている自分。
なんのために頑張るんだっけ?「大変」と「つらい」はイコールじゃない、って言葉が頭のなかでぐるぐるする。大変でもたのしい、つらくたってたのしいと思える場所に居たいし、大事な人にはそう在ってほしいと思う。じゃあ、今いる場所はそれが実現できる場所なのだろうか。それが叶う道を切り拓いてでも居たい場所なのだろうか。それ以前にまず、望まれているのだろうか。誰だって変わることは怖いし、面倒なことはやりたくないし、そのまま守りたいと思えない場所なのであれば、むしろ私がやろうとしていることは対処療法、もしくは悪化の一途を辿るだけなのではないか、なんて考えばかり生まれる。
仕事に誇りがある人と働きたい、そういう大人たちの力になりたい。
でもまず、私が自分の課題を打開して、信じるストーリーを伝えなくては、届かない。でも今はちょっと元気が出ない、それが自分にとって嘘がないかもわからなくなってしまった。
強制的に、慌ただしい日々から引き離される、それはある意味で救いなのかもしれない。もう今年は帰らないと思っていたけど、これから地元に帰ります。飛行場の夜のライトがゆらゆらしていて綺麗。
最近は、お風呂にゆっくりつかる時間と、眠る前のおしゃべりと、やさしいけど厳しい目を持っている尊敬できる大人たちからの言葉に癒されている。Wワークで始めたアルバイトで接するお客さんやメンバーたちにも。12月の目標に設定したはずの、自分をほめてみるっていうのは、気を抜くとすぐにどこかに飛んでいってしまう。難しいね。
(BGM:岩崎愛「26」)
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