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妻がPになった話

シャニマスやってみようかな…と妻が言い出したのはつい先月のこと。
その日から私の、後輩Pへの教育の日々が始まりました。

人の好みは千差万別。だから、自分が好きなものをわざわざ他人に好きになってもらう必要はありません。
そういうスタンスの私は、他人に何かを布教するということが無く…とはいえ身内が最推しコンテンツに興味を持ってくれたチャンスを逃すわけにはいきません。

合う合わないはきっとあるし、無理してもらいたいわけではないけれど。
ただ、この作品は本当に面白くて…好きになってもらえるだけのポテンシャルがある!!
シナリオを読んで心揺さぶられて欲しい、個性的な楽曲を楽しんで欲しい、あわよくばライブにも興味を持って欲しい。家の中に円盤めっちゃあるから!
少しでも興味を持ってもらえるように、自分なり頑張ろう。妻の携帯にシャニマスがインストールされた日、私はそう決心しました。

とはいえ、自分の勧め方が悪いせいで気持ちが離れてしまっては本末転倒です。
良き先輩Pであるよう懸命に取り繕いつつ、真にハマった時のために二の矢(おすすめシナリオ)、三の矢(楽曲プレイリスト)をつがえて後輩の育成を試みます。
何年もプロデュースし続けているので色々喋り出したくなるのですが、ぐっとこらえて見守ることが結構難しい。アイドルの魅力とか、おすすめのシナリオとか、話したいことは山のようにあるのですが、事前情報なしでプロデュースできるのは今だけだから…。頭を悩ませながら、後輩Pの育成に励む毎日が続きました。

そんな旦那の献身もあってか、妻はプロデューサーとして思いのほか早く成長していきます。
運命の出会いガシャで引いた恋鐘でWINGを優勝に導くと、TRUE END研修へと乗り出しました。ファンを50万人獲得するためにオーディションは何を受ければ良いのか、おすすめのカードはどれか等、様々な質問が飛んできました。こんな形で夫婦の会話が弾むとは。驚く私を横目に彼女は次々と知識を吸収していきます。

幸いにも6周年は初心者に向けた施策も多く、妻を後押しするようにアニメセレチケ、そして初期P-SSR28枚が配布されました。(これから配布されるアイドルピースも本当に助かります。ありがとうございました!)
他にも、同僚Pが初心者向けにSNSで投稿してくれた内容を共有したり、Youtubeの公式プレイ動画を見てみたり。周りに目を向けてみると、結構初心者に優しいコンテンツだったんだな…と実感しました。

初日はオーディションの目押しすらままならなかった妻も、1ヶ月ほどで半分近くのアイドルをプロデュースしました。
アイドルのことも徐々に覚え始めており、先日シャニマスウエハースを買った際には、ライブ衣装のにちかを見て「にちかちゃんエクステつけてる!」と言って私を大いに感心させました。普段の髪型が頭に入っている!

たまに出てくる初心者の感想も面白く、
霧子って(包帯を巻いてるから)中二病かと思ったら全然違ったなど、どっぷりシャニマスに浸かった人間には出ない発想がたまに飛び出してきます。
甘奈がお姉ちゃんでは…という感想や果穂って小学生!? というようなコテコテのリアクションも見れるので、早く次のアイドルもプロデュースしてくれ…と楽しんでいる自分がいます。

妻は明るく元気な子が好きなようで、担当こそ決まっていないものの、恋鐘や甘奈でファン感謝祭やGRADにも挑戦し始めています。
隣で見守りながら助言してみたりするのですが、取った方が良いアビリティ、カードの編成などなど、自分もなんとなくでやってたなーとい点が多々ありました。
せっかく人に教えるならと、初めて攻略サイトを見てみたりしました。教える身になって色々と学ぶことがある、というのはプロデューサー業でも同じようで、日々新鮮な驚きがあります。敏腕記者って選択肢によって効果が変わるんですね…知ってました?

家の中に同僚Pがいること。どう布教すべきか悩むこともありますが、身近に好きなものを共有できる人がいるのって超楽しい!
向こうのペースも考えつつ、次はコラボフェスを一緒にやってみようと思います。いつか妻にも担当も見つかると良いなあ。

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