能力を高めるリーダーの役割

やっと本業テーマに近い所へ来ました(^^)
能力を高めるリーダーの役割について考えます。

ロミンガーの調査では能力を高めるためのポイントは7:2:1と言われてます。
すなわち経験7割、薫陶2割、研修・読書1の順で能力を高める役割があるとのこと。

ここから考えるに能力を高めるリーダーの役割は
・まず機会を付与する事、平たく言うととにかく戦場に送り出す事です
とにかく戦場に送り出し続けていれば人は基本自学し修正し育つものだと。
この感覚は実感にも相当合います。

ただし、近年の日本では大きく成長する産業は限定的のため、無造作に機会を付与することは出来なくなってます。(失敗できる機会がない、少ないため)

そこで、この限定的な機会の中であっても人の成長を促すためのリーダースタイルをまとめると

・本人の成長を願い、その思いも伝えつつ業務を付与する(仕事の目的もちゃんと伝える)

・本人の能力を見極め、少し上のチャレンジングな問いかけをし、考える力を引き出しつつ、何をどのように進めるか一緒に考える

・責任を自覚させつつ当事者意識に働きかけ、基本はやり切らせる、あまりにも失敗しそうな時には情熱を持って介入する

・結果(成功でも失敗でも)を振り返り経験学習を回す。次に繋がる教訓を引き出す。

基本はこの連続で人は成長します。

これでも成長しない場合は2つパターンがあります。
パターン1 メンバーとリーダーの関係が悪いもしくはメンバーとチーム組織との関係が悪く何を言っても信頼がない。

パターン2 本人のベーススキルが低すぎてその組織に向いてない。

このどちらも見てきた経験から次の記事ではパターン1を解消するための関係を良くするための取り組みについて、メンバーのモチベーションを高める取り組みとセットでまとめます。

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