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【詩】まるで売春のようで

自分という人間が
コンテンツという形で
資本主義に組み込まれて
消費されてゆくことに
耐えられない気がする

僕みたいな人間が
生きていく術は
人生のコンテンツ化しか
無いのだろうけど

すり減っていく感覚
荒っぽく扱われる感覚は
まるで売春のようで
ちょっとの愛もないような
そんな感じもする

どう生きていけば良いのだろうかと
改めて考えてみるのだけれども
結局 こういう生き方しか
僕は知らなくって
今日も消費されていくだけで

いつか変わるのだろうか
いつか変えられるのだろうか

このまま削れてゆく自分と
寿命とのレースが始まる

いっそ早く終わってくれれば
ずっとずっと楽なのにね

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相河佑季
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