見出し画像

マラドーナはシーブリーズの香り

さてさて、年も明けてそろそろ二週間。
すっかりといつもの暮らしに戻ってきているところです。
今年は能登の大きな地震や羽田空港での事故もあり、波乱の幕開けの一年となっておりますが、僕自身は幸いなことに普通の日常を暮らしており、ありがたいことだと噛み締めているところです。
(被災されている方の1日も早い日常生活をお祈りしたいと思います)

今年こそはとの思いを胸にジムに通っておりますが、相変わらずのお風呂会員。いまだにまだシューズを履いてもおりません。
お風呂会員としての面目躍如といったところでしょうか。

さてさて、そのお風呂会員ですが、僕の行くジムには、あの「神の手」マラドーナがいます。

そう、どう見てもマラドーナなんです。

褐色の肌。(これは日焼けマシンで焼いているらしい)
熱い胸板。(しっかりトレーニングもされております)
濃い眉毛。(これは生まれつきでしょう)
身長を含めた体型も、すっかりマラドーナ。
現役時代の引き締まった、あの誰もを蹴散らすようなドリブルを決めていた頃のマラドーナにそっくりな方です。

このマラドーナ、いつも同じくらいの時間帯にジムに来て、同じトレーニングメニューをしっかりとこなすことを日常とされており、僕の領域である大浴場にくる時間もほぼ毎日一定。
前述のゴルゴと同じく時間には厳しいタイプの方なのです。

浴場での行動も決まっており、さっとシャワーで汗を流してから湯船へ。しばらく温まってから体を洗い、そしてサウナへ。
サウナでは基本的には5分ほど汗を流し、水風呂を使ってから最後にまたシャワーを浴びて出て行かれます。
このマラドーナ。いつも脱衣所のところであれをお使いになるのです。
そうあれです、「シーブリーズ」。
彼の姿が見えなくとも、浴場にシーブリーズの香りが漂っていれば、それは彼が来たことの証。
マラドーナはシーズリーズの香りなのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?