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月世界旅行 ~まーすたくーふん~

曲を上げました。

前回の曲の投稿が1/8とかだったのでゆうに半年以上間開いてるんですね

曲は作ってるんですけど、だいたいアルバム用にこさえてる感じなのでネットに上げる曲が全然ないんですよね。

下半期はもう一曲くらいあげたいという気持ち。

音楽について

自分でもそんな大物アーティストみたいなことあるんだ!?と驚いたんですけど、この曲、夢の中で降りてきたんですよ。

多分1月の真ん中くらいだったんですけど、冒頭ギターの分散和音、リズムの感じ、自然なコード進行、静かながら細かいドラムそんなイメージが夢の中で出てきたんですね。

起きたらすぐCubaseを起動して、覚えてる限りで打ち込みました。

大体このツイートであがっている部分くらいが夢でみた部分ですね。

あと残りの部分を作る時は以下のようなことを意識していました

・冒頭のギターの動きをなるべく引き継ぐ
・サビだけ転調する→最後に戻す
・イメージとしてはインディー系バンドみたいな?(→そうでもないかも)


以下出来上がった曲の解説など

冒頭のギターが
 GM7 | Em7 | A6 | DM7 D#m7-5 | GM7 | Em7 | A6 DM7 | % |
となっていて、これを繰り返すので、曲のコード進行もこれに則ったものになってます。Aメロ、Bメロどちらも。

A、BのキーはD Majorで、サビは特に予備動作無しでいきなりC Majorに転調、間奏からこちらも予備動作なしでD Majorにもどる。
という転調をしています。
ラスサビでサビを繰り返す際に長2度上に転調することでD Majorに戻ってくる、という構造にしました。
他のサビを落ちサビとしてラスサビこそがこの曲の真のサビだ!という説得力と統一性が出たんじゃないかなと思ってます。(ソナタ形式で再現部の第二主題が主調で再現されるみたいなやつです)

楽器編成もドラム、ベース、ギター2,3本とストリングスを基調にちょいちょい足す、という感じであまりごちゃごちゃしすぎないように意識しました。


全体的には自分がやりたいように作れたので満足っす。1サビ後の間奏すき。

タイトル、歌詞について

タイトル、実は動画が8割完成するくらいまで未定でした。

フランスの作家ジュール・ヴェルヌの作品に「月世界旅行」というのがあって、それの前篇が「月から地球へ」というタイトルらしく、月に関わることを調べてたらたどり着いて、曲の内容をシンプルにあらわしているなーと思い採用しました。

フィンランド語で。

ひらがなで書いてかわいくて、よくわかんないけど、原文で見ると「あー」って感じのタイトルにしたいなーと思っていたため、フィンランド語とか丁度いいんじゃないか?とおもって月関係でフィンランド語の語感がいいやつ……という気持ちで選んだフシもあります。

自分のサークル「Kuun Heiluri」もフィンランド語ですし。

「月の振り子」って意味ですし。

私で月と言ったらフィンランド語みたいな流れにしちゃおうという気持ち。

Maasta Kuuhun.

歌詞についてですが
 「月に憧れる少女。ついにその夢を叶える。振り返ると暗い空にとても明るく地球が光っていて、なんにもない月面と輝く地球、どっちが良かったんだろうかって思っちゃう」
という内容です。なんだそれ。

この曲もともとは次にだそうとしている「ゆかあかCD」に入れる内容にしようとしていて「月(=ゆかりさん)への思い」みたいなものを純粋な月への憧れとして表現しようかなーと思ってました。つまり茜ちゃんの曲だったんですね。

ただ同時に「ゆか花曲もつくりたい!」という気持ちもあって
 CDへは茜ちゃんver.
 動画で花ちゃんver.
とすることとしよう!という計画にしました。なので茜ちゃんver.がCDに入る予定です。

月で見える地球からの反射光って、地球から見る月のそれより圧倒的に明るいらしいです。

地球から見て輝いてた月は、石ころしかなくて、今まで住んでいた地球があんなに色とりどりに輝いて見える。

夢ってそんなもんなのかもしれないなぁという思いの曲です。

これ、ゆか花に当てはめると寂しい感じになるな……つら……


具体的な言葉選びは語感を重視しつつ
 空を飛ぶこと
 月に関すること
の言葉を散りばめてます。

蝋の羽→イカロスのお話
クレーター、石の海→月のクレーターと海
待つよ→待宵の月(十四日月)
立って 座って寝て更けて→それぞれ立待月、居待月、寝待月、更待月
などなど……

サビで繰り返される
「バイバイ セクスタプル・グラビテーションガール」
ですが、月の重力って地球の6分の1って言いますよね。
なので、地球を離れ月へ向かう人にとって、地球にいた時の自分は6倍の重力を受けている人になるわけです。
そんな自分とはここでお別れですよ。という意味合い

これを繰り返すことで
「地球から月へ」
の動きをすることによって
「月から地球へ」
思いを馳せる
ということを強調したつもりです。

1番Aメロは地球にいる時
Bメロは飛び立つとき
サビは飛んでる最中
2番は月に近づいてから着陸するまで?
サビは月から地球が見えた時。
間奏後のBメロ以降は今見ている空が地球のそれじゃなくて月の夜空なんだっていうのを噛みしめる感じ

相変わらず僕には歌詞が書けないので……苦しい。

動画について

前回上げた動画、頑張りすぎたので今回は省エネでやろう!

と思ってたんですけど、一枚一枚のコストが前回の比じゃなかったのでシーン数、コマ数少ない割にあまり楽じゃなかったです。


花ちゃんが着ている服についてですが

ちゃんと考えようと思って三面図を描こうとしてました。

大体これに準拠してます。

右足についてる謎布だけ取りました。構図がわかりにくくなりそうだったので。

宇宙服を着せたかったんですけど、ガチの宇宙服はだいぶモサモサするので概念的に宇宙服っぽいデザインにしたいなーと思って考えました。

パーカーのフードかぶると、ちょっと宇宙服のヘルメットっぽくない?
ぽくない?
そう。

左肩から出てる紐は、宇宙服の酸素供給チューブです。


出来としては結構顔良しで描けたシーンとか、動きある構図で描けたりとか、色合いもいい感じだったりとか。結構満足してます。

花ちゃん……

ぶいふらわ、実は結構前にお迎えしてたんですけど、なかなか花ちゃんの曲を作ってあげられて居なかったので、そろそろ作りたいぜという気持ちが募っていました。

いや。むずいって聞いてたけど、むずいっすね。

調声についてはあまりなまなましくしたりしすぎると曲調に合わないなと思い、つらつらと歌っている感じにしたので、あまり大変ではなかったのですが、

ミックスが。

むずすぎるなんだこれ。なじまないし浮いてくると思ったらすぐ埋もれたりして。

もー。

あと、キャラデザ的に描くのも大変なんですよね。

どれくらいデフォルメチックに落とし込むか、ちゃんと描くときもどれくらい情報量をいれれば花ちゃんっぽくなるのか……

もー。

かわいいんだから~~~~

創作無駄話

この曲ほんとは5月中に上げる予定だったんですけどね。

作詞が全然進まずに6月突入

ミックスも気持ちが進まずにズルズル

動画は普通に時間がかかり7月末投稿ということに相成りました。

次上げる曲はどんなんになるんでしょうね。

動画で上げるようなもの以外では計画してる曲結構あるんですけどね。ね。

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