これまでの「もこ田めめめ」の話をしよう

 これから、アイドル部所属「もこ田めめめ」の話をしたいと思う。
詳しい話や、エピソードなどについては非公式wikiがあるので、データなどはそちらを参照されたい。なんだよ、めめめって!!

 もこ田めめめは、アイドル部始動時から完全に見た目が好みだったので注目していた。

 左右非対称のニーハイがまず目に入る。上はニット地様で、短めのプリーツスカート。指ぬきグローブとマント。ふわふわのロングヘアーに垂れた耳。そしてなによりも随所にほどこされている蛍光の赤・緑・黄色のライン。この蛍光ラインのおかげで、黒ニット地や黒い靴が靴下に埋もれることがなく、また、マニキュアにも同じ色を使うことで指先まではっきりと目が行くようになる。マントのリボンと襟も色を合わせていて首元も寂しくなっていない。それでいて腰が高く、くびれたウエストに加えて脇腹が見える(背中が大きく開いている)格好をすることで、大人っぽさも醸し出している。
 さらに、見た目としてもウェーブした髪と垂れた耳から羊のような印象を与える(実際は羊とアルパカと人間のキメラ)。
 マトンのマント!?

 もこ田めめめの話し方と言えば、鼻が詰まったような、「ぼこ田べべべ」とか表記されるような発声と、「んとねー」とか「えっとー」のような感嘆詞と間延びしたしゃべり方。「はい」じゃなくて「アイ!」みたいな言い方もかわいらしさがある。どちらかというと子供っぽい印象を受ける。

 もこ田めめめを決定づける配信と言えばマリオカートのコレだろう。

 34分あたり。リスナー参加型マリカーで、かなりのアイドル部ファンが参戦し、「かぐらぼうそうぞく」とか「もこもこひつじ」みたいな名前のファンが参加した。その中に現れたのが「くつしたダサいもこ~」。この配信、以前からもそうだが、「ア゜ー!」みたいな鳴き声も聴ける。

 もこ田めめめの魅力は、とにかくできることの範囲が広いことである。
 例えば、個人Vtuberだったころの経歴か、Live2Dを自己流で解説していた。その経験から、案件を手にしている(この動画では夜桜たま等、他のアイドル部メンバーも出演している)。

他にも、Blenderを弄ってモデリング配信をしていたりもする。

 アイドル部の予告動画のモデルになっていたり、何かと技術やセンス面では秀でたモノを持っている。

  さて、もこ田めめめは2018年9月6日に登録者すう5万人を突破し、7日にPrologueが投稿されている。登録者数でいえば、このあとの伸びがすさまじく、2019年3月20日にアイドル部で初めての登録者数10万を達成する。

 とじこめめめ。12個のアイドル部Prologueの中でも一番やかましい。服装は2Dから変わらず、そのまま3Dとなった。もともとが制服とドレスの中間のような服装なので、周りがドレスになっても違和感がない。

 9月16日に開催された「RAGE バーチャルYouTuber GRAND PRIX 〜2018 Autumn〜」では夜桜たまと共に出場。アズマリムとコンビを組み、発音を弄られたり交流を深めた。更に、決勝ラウンドの白猫テニスでは富士葵・夜桜たまとアズマリム・もこ田めめめというアイドル部が生き残るチームどうしの対決となり、大いに盛り上がった。優勝は富士葵・夜桜たまチーム。


 3D化後のアーカイブで個人的に一番好きなのは「Bendy and the Ink Machine」実況である。

 めめめのBendy実況はイキリマトンと呼ばれる状態と悲鳴を潤沢に経験出来る。

 もこ田めめめの特筆出来る点として、歌枠がある。

 ドラマツルギー、アスノヨゾラ哨戒班、ロキ、シュガーソングとビターステップ、Flamingoなど。
 もこ田めめめの声の雰囲気は残しつつも、低めの音がしっかりと響く。音が上下するドラマツルギーを聴いてもらえばわかるが、音の切り替えもスムーズにできており、歌うま勢としての魅力が見え隠れする。そして結構滑舌が良い。

 交流面では、ゲーム部の動画にシロと一緒に参戦したことがある。

 常々シロちゃんから食われる扱いをされるもこ田めめめがゲーム部からも襲われる始末。みりあちゃん………
 「金剛いろは、だんじり破壊の巻」がめちゃくちゃ気になる。


 長々と語ってきたところだが、もう少しだけ付き合っていただきたい。
 自分がもこ田めめめに惹かれるのは、私の琴線に触れたからというのもあるが、数多のVtuberの中で最もシンデレラストーリーを辿った女の子だからだというのがある。
 そもそも、花京院ちえりともこ田めめめはもともと個人Vとして活動していたタイプである。

 自身で配信分のアーカイブを編集してくれている。ここからアイドル部に参戦し、シロちゃんと合流し、そして3D化、RAGEイベント参加、ゲーム部コラボなど……そして10万登録者に、一足早い1周年記念。彼女の活動がじっくりと実を結んで、花が咲いてきたというストーリーをゆっくりと噛み締めたい。今後も、いろんな顔を見せていって欲しい。


 かわいい。

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