これまでの「神楽すず」の話をしよう

 これから、アイドル部所属「神楽すず」の話をしたいと思う。
詳しい話や、エピソードなどについては非公式wikiがあるので、データなどはそちらを参照されたい。

 私が神楽すずを始めて知ったのはこのMADになる。

 実はちょっとした文脈が私の中にあって、2018年7月13日(12日)の深夜ににじさんじの女神・モイラが「新衣装かと思ったか!?残念ホラゲーだ!」と言いながらひとりでホラゲー出来ずに同僚を呼んでホラゲーをプレイし、何故かその後Euto Truckをプレイし、大事故を起こしまくったという事があった。「アイドル部でもユーロトラックプレイしてないかなー」とニコニコで切り抜きを探していたところに行き着いたのがこの神楽運送になる。

本配信

 開幕いすゞのトラックを歌うウキウキお姉さん。走り始めたら「まあ最初のプレイヤーってこんな感じだよな」という感じで左右にブレたり乗り上げたりが続いていく。
 が、
20分40秒あたり「テストプレイではブレーキふむ必要がなかったんですよ」
32分50秒あたり「 信号くらいは守っていきたいですよ……人の命は守れなくても。」
39分50秒あたり「今の避けはよかったんじゃないですか」
47分50秒あたり 「でもさっきよりダメージ入ってないですよ」
53分あたり 「左右の確認とかした方がいいのか?そういえば」
本当にユーロトラックの配信かこれ? 
 あまりにもパワーワードが続いていく。Road Redemptionもヤバイ。

 こういった彼女の、ある種戦闘的な独り言は迫力がある。というか、ひとりでそんな言葉使うようなタイミングある……?みたいな単語のセレクションをする。

「Project nimbus」の戦闘なんてもうガンダムである。自然発生した富野由悠季かキミは?ANUBISもやってた……

 あまりにも名言が多いため、非公式wikiにセリフがまとめられるほどである。

 こういったバイオレンスな一面もあるが、根っこはアイドル好きのオタクであって、音楽が好きな女の子である。
 音楽でいえば、バイオリンやウクレレの弾き語り配信などもする。

 ウキウキで歌う神楽すずの姿は本当に楽しそうである。アイドル部は歌枠じたいが少ない箱になるが、彼女は積極的に歌枠を作る。また、ボカロ語りとか、3D化後にはクラシック語り配信なども行っている。

 そしてなにより、彼女はアイドル部のオタクである。

 夜桜たま・もこ田めめめが参戦したRAGEの応援実況をしたり、ツイッターでのアイドル部配信タグにもたびたび限界に達している。

 他にも、部員が3D化した際には同時視聴をするなど、アイドル部にいながらアイドル部が好きだというのが伝わってくる。


 さて、彼女は2018年12月11日に3D Prologueを投稿している。

 公式がネタにしてくる神楽運送。 
 大きく背中が開いた、黒を基調にしたシックなドレス。バイオリンとよくマッチする。映像はおいといて。

 えっかわいい。

 3D化後からの神楽すずの配信で個人的にオススメなのが「Detroit Become Human」プレイである。

 使役する存在・人間と、使役される存在・アンドロイドとのやりとりを群像劇で描いた作品。あまり政治的な話をしたくはないが、アメリカが舞台であり、使役する・されるのやりとりはどこか南北戦争を想起させる。
 もっとも、アイドル部をはじめVtuberがこのゲームをプレイするというのは、彼女らがヒト的かどうかという点に於いても非常に面白く、神楽すずはコナーやハンクらに肩入れしている。
 そういう点では、「Life is strange」実況も面白い。たまによく限界百合お姉さん化するけど。

 さて、3D化した神楽すずの中でもっとも「神楽すず」らしいアーカイブと言ったらどれだろう?バイオリンを弾く配信、小言雑談、カスタムロボ、ゼルダ、…………いや。

 「APE OUT」だろ。3分に1回名言が出てくる。あとのけぞりがかわいい。実況は完結しているので最初にみる配信としてもいいかもしれない。

 あとサムネイルだと最近のこれがいいですね。

 くにおくんにハマってたけど。

  最後に。平成ラストのアイドル部の配信は神楽すずで締めくくられた。

 トラックでした。

 そしてこれも実話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?