renacnatta初の常設展示について考えてみた @The Crafted GINZA
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症やコロナワクチンについては、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

renacnatta初の常設展示について考えてみた @The Crafted GINZA

大河内愛加


renacnatta代表の大河内です。今日はThe Crafted GINZAのnoteリレーバトンが私に回ってきたので、出展を決めた理由などを中心に色々と書いていこうと思います。

The Crafted GINZAについて

私やブランドのSNSをフォローしてくださっている方々はすでにご存知の方や足を運んでくださった方も多くいるかもしれませんが、The Crafted GINZAは銀座の遊休不動産にモノづくり系D2Cブランドが集まったショールームです。
5/21にオープンし、renacnattaは第一期ブランドとして7/20まで出展しています。

詳しくはこちらから。

簡単にブランド紹介

renacnatta(レナクナッタ)は2016年に生まれた「文化を纏う」をコンセプトにアイテムを展開するファッションブランドです。
ブランド名のレナクナッタは
・使われなくなった素材(日本とイタリアのデッドストック)
・着られなくなった素材(眠っている着物)
・作られなくなった素材(斜陽になっている伝統工芸の素材や技術)
を使用することに由来します。

画像1

<デッドストックになっているイタリアのシルクと着物地を使用したリバーシブル巻きスカート>

画像2

<西陣織を使用した「一生着られるウェディングドレス」>

参加した経緯

実は、renacnattaが常設展示をするのは今回が初めてでした。
短期の展示会は新作を出す度に行うのですが、
・単独開催
・路面ではなく知っている方だけがアクセスできる場所
でやっています。
(過去の経験からブランド認知は丁寧に広げていきたいので通りすがりの人向けではなく、renacnattaについてすでに知っている方や知りたいと思ってくださる方だけに来てもらえればいいと思っています。数に限りがある商品だったり、受注からお届けまですごい時間がかかったり、色々と面倒なブランドなので初見で来ると多分びっくりしちゃう...汗)

そのため、店舗での常設展示や百貨店でのポップアップのオファーは全てお断りするようになりました。そんな慎重なrenacnatta(というより私)ですが今回のThe Crafted GINZAへの参加はまさかの「即決」でした。

その時は直感的なもので決めてしまったのですが、後々考えてみると大きな理由は以下の3つかな、と思います。

①お声がけいただいたのがKAPOK KNOT代表の深井さんだったから。
The Craftedの発起人でもある深井さんは私と同世代で、D2CアパレルブランドKAPOK KNOTを運営しています。共感する部分や尊敬する部分もたくさんあって、彼が誘ってきてくれたらなら、なにか面白いことになるんだろうな〜という謎の信頼感がありました。

またもう一人の発起人、We’ll藤井さんも合わせたこの二人が直接気になるブランドに声をかけるならきっと面白いD2Cブランドが集まって単独では起きえない相乗効果が起きると思ったからです。
面識のない人たちだったら同じ条件でもお断りしていたと思います。
木村石鹸木村社長も先日のnoteで全く同じこと書いていたのでやっぱり人・信頼って大事...

②常設展示の必要性は実は感じていて、相性の良い場所があったらやりたいとは思っていたから。
受注生産のコレクションは発表の度に展示会を開催しているのですが、在庫に限りがあるデッドストックコレクションは最近めっきり展示をしないようになってしまっていました。

画像6

<デッドストックコレクションを展示をしていた頃>

巻きスカートなので試着せずとも誰でもぴったり着られるものの、試着してから買いたいというお客さんが多くいるのは確かでした。(前にアンケートを取ったこともありました。)


毎回単独で行う試着会には多くのお客様が参加してくださるのですが、それでも最近はコロナ禍ということもあり完全予約制で初めてのお客さんやD2Cにあまり慣れていない人には相当参加へのハードルが高くなっていたと思います。

なので、お声がけをいただいた時は常設展示をやらなくては...と思っている中で背中を押されたような感覚でした。

③店舗のスタッフさんへの信頼感があったから。
アイテムを試着できる場で私が接客をしないというのは初めてでしたが、スタッフさん(メイツさんというよ!)がとても親切に説明してくれるのがかなり安心感がありました。商品の背景をしっかり伝えたいめんどくさい系ブランドとしては本当に大事な要素。

お客様のツイート(掲載許可いただきました)

あとrenacnattaの弟ブランド(?)ネクタイ専門のcravatta by renacnattaも数点展示しているのですがそちらも百貨店での取り扱いが決まりました。このブランドは誕生してまだ2か月ほどですが、renacnattaとは真逆で百貨店での展開をしてみたかったのと、担当のバイヤーさんがものづくりにリスペクトがあるとても素敵な方で、嬉しいご縁でした。ご紹介してくださったのは同じく第一期出展ブランドのbrightwayの上田さん。ありがとうございました。

画像7

初めての常設展示だったのでドキドキを抱えながらのスタートでしたが、SNSでも「renacnattaを試着できて嬉しい」という声もよく目にするようになり、出展して良かったと改めて思っています。お客様にも喜んでもらえたしブランド同士の横のつながりもでき、お声がけしてくださった深井さんと藤井さんには感謝です。

画像3

でね、↓


イベントやります


このThe Crafted GINZA、イベント会場にも使えるということで
昨年コロナで泣く泣く中止した「金彩ワークショップ」を7/11(日)再企画しました。

こちら、ありがたいことに全3部とも満員になっているのですが同日、金彩イヤアクセサリーの新作の展示・試着と、京都からお招きする金彩作家奈津子さんの実演があります。

そもそも金彩とは:
染め上がった絹の生地に金や銀の箔、金粉等を接着する技術。友禅染をより華やかにする加工の一つで、安土桃山から江戸初期にかけて確立した伝統的な工芸です。renacnattaでは着物ではなく、イタリアのシルクの上に金彩を施した商品を展開しています。

画像6

画像7

画像8

renacnattaはものづくりの背景や文化を伝えるアパレルの格好をした"メディア"だと思っています。体験、実演ほどリアルにものづくりを感じられることはないので、この機会にぜひ見てもらいたいです。そしてその実体験をまた他の人と話題にしてもらえたら、renacnattaのメディアとしての役割が広がっていきます。

(そんな深く考えずとも、金彩は本当にただただ美しいのでぜひ足を運んでいただけると嬉しいです!)

私も終日いますので、みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。

- イベント詳細 -

日時:7月11日(日)
場所:東京都中央区銀座1丁目6−2
内容:
①金彩イヤアクセサリー展示
・10:00〜18:00
②上田奈津子氏の金彩実演
・11:20〜11:50
・14:05〜14:35
・16:35〜17:05
※人数制限する場合があります。
※実演時間は前後する可能性があります。
③ワークショップ(満員)
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
大河内愛加

読んでくださりありがとうございます。いただいたサポートは全てブランドで使用する生地の買い付け費用として使わせていただきます!

ありがとうございます!
大河内愛加
デザイナー・ディレクター/横浜出身。15歳でミラノに移り住み早12年。(でも最近は1年の半分京都。)日本とイタリアのデッドストックの生地を使ったスカートブランドを経営してます。他にも色々しています。