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木梨憲武展-timing-瞬間の光
週末、ありがたいことにチケットをいただいたので木梨憲武展へ。
普段一緒に仕事をしているにかちゃんも一緒に。
実は恥ずかしながら、
のりさんが画家さんであることを知らなかった私。
現代アートって、なんだか敷居が高い気がするけど、
のりさんのだったら見てみたいな〜と、
かなり前から楽しみにしてた。
今回の個展を見てみて思ったのは、
「表現する人というより、命を吹き込む人」
というのがしっくりくるなぁ、という感想だった。
作品について:親しみやすいモチーフと幅広い表現方法
今回の個展で飾られていた作品のモチーフは、
Flower、reach out(手を差し伸べる)、
旅、ouchi、Mt.Fuji、fairyなどなど。
![](https://assets.st-note.com/img/1655650383735-wIXxSVbiwY.jpg?width=1200)
どれも、親しみやすいというか、
語弊を恐れずに言えばよくあるモチーフで、
見る側としてはハードルが下がって、小難しく考えずに見れた気がする。
これ好きだな〜とか、へぇ、のりさんはこう描くんだ。とか。
一方で、画家さんにとっては、
よくあるモチーフで絵を描くってすごく難しいことなのでは?とも思った。
花とか富士山とか、いろんな人に描かれているからこそ、
誰かの真似ではない、
自分の作品になるまでには時間がかかるんじゃないのかなぁ。
きっと、どう表現するのが良いか、
たくさんのスタイルを試したんだと思う。
今回特に驚いたのは、"木梨"流の幅広さ。
絵の具をどん!と使った大胆な作品もあれば、
マジックペンで緻密に描かれた繊細な作品、
日記のような落書きのようなもの、
そして今にも動き出しそうな、ダンボールの作品なども。
絵だけじゃないし、その描き方もワンパターンじゃないんだと
そのスタイルの広さにびっくり。
何かをつくるとき、いろんな引き出しがあるのって本当にすごい。
っていうかこのひと芸人さんだったわ、幅広っ。
ちなみに、私の中で印象に残ったのはfairy。
ダンボールやお菓子のパッケージで、フェアリーを生み出してた。
この写真はほんの一部で、
壁にズラーーーーーっと並んでいてそれはもう圧巻。
![](https://assets.st-note.com/img/1655650453555-2VV9odyurx.jpg?width=1200)
他にもたくさん好きな作品はあったけど、
なんだか、これが一番生きている感じがしたし(物理的に?)、
作ってて楽しいだろうなこれは〜〜と思った。
作品のための作品じゃないというか、
これは他の場所に行っても、
木梨さんの作品だってわかるなぁと思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1655651238361-sciBEBbKdk.jpg?width=1200)
おすすめの鑑賞方法:軽快なトークの音声ガイドとともに
今回、初めて音声ガイドをつけて鑑賞してみた。
今まで、あんまり先入観入れるのもな〜と思って聞いたことがなかったけど、芸人さんのトーク付きはシンプルに面白そうだなと思って。
すると、やっぱり面白くて、
いつもののりさんのあったかい感じとか、
ちょっと適当な感じとか、
そして息をするようにエンターテイメントをしてるんだなぁという感じが
作品と声から伝わって、より楽しめたなぁと思う。
土曜だったので人が多すぎて、2周とかができなかったけど、
次回はガイドなしで1周、
ガイドありでもう1周とかできるといいのかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1655651651469-ow5s5jhvZC.jpg?width=1200)
観賞後:感想は言葉ではなく、絵で
観賞後はカフェに入って一息つきながら、感想を。
・・と思いきや、頼んだデザートがはちゃめちゃにでかくて
フードファイター状態に。笑
次から、ハードロックカフェにくるときは気をつけよう。笑
![](https://assets.st-note.com/img/1655651734476-k8IAh838a0.jpg?width=1200)
感想を言い合うのもいいけど、
印象に残った作品やモチーフを使って絵で表現してみようよと提案。
ノートの切れ端に、20分くらい?で描いてお互いに見せ合う。
(ガンガン音楽がなってるカフェで黙々と2人で絵を描いてた。笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1655651792255-AvggmLlMSd.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1655650882913-d2yqExer2Q.jpg?width=1200)
意外にもMt FujiとReach outのモチーフが被ってたり、
と思いきや、
控えめにスタンプのようにかくにかちゃんと
デカデカとかく私の性格の差が出たり。笑
ただ感想を言い合うのもいいけど、
「これはこう思った」「でもこうも思った」と
取り留めなくなってしまうので、
絵にして考えをまとめるっていうのも面白い。
そこからさらに、「ここはこう見えるね」「なるほど確かに!」なんて
話も広がって面白かった。
いろんな人といろんな個展でこれをやってみたいな〜。
全然違う感想も、似た感想も、これならすごく楽しい。
そんなこんなで素敵な週末を過ごせていい気分転換!
チケットいただけたことに感謝、
一緒に行ってくれたにかちゃんにも感謝!
また今度、みんなで行きたいな〜。
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