ビジュアルノベルについての私の意見

ビジュアルノベルってそもそも、小説に音楽と声(フルボイスではないこともあるが、ここで話すのはフルボイスの商業作品のこと)が付いてて、イラストが時折挟まる作品なのね。
好きな作品のどこが好きかを主に発信していて、好きだった方が生活があるから引退していってしまった。
それはしょうがない。YouTubeは趣味だと思う。そこに対して残念、もっとやってほしかったとかは言えない。(私も同人誌作ってるけど趣味なのでやめるときはやめると思うので

この作品は自分に合わなかったな、っていうのはあると思う。それは「嫌い」なのではなくあくまで「合わなかった」だけのこと。
基本的にノベルゲームを嫌いだなって思うことはいままででもないです。
ドラマを見ていて、1話は面白くなかったけど2話から面白くなってきたと見続けるように、どんどん面白くなっていく作品もあれば、ずっと変わらないお話もある。

初めてビジュアルゲームをやるならどれがおすすめ!
って紹介動画や紹介サイトやまとめサイトがあると思うんだけど、自分が普段どんな物語が好きかというのを分かっている上で選ぶのが一番だと思うんだ。

例えば「進撃の巨人」が好きな人がやって面白いノベルゲームってなんだろう?
「マブラヴ」「マブラヴオルタネイティブ」が上がりますね?(進撃に影響与えたと明記されている作品です)
進撃は途中まで見て、最終話だけ見たんだけども……壮大なお話だった。
マブラヴは普通の学園物です、本当に何でもない古い作品だからノリもいまの学園物とは違うんだけど、ちゃんと学園してます。
なのに、その作品をすべて終えるとなんと……主人公が目覚めると世界は、自分の家の周りが更地になっている。
家の隣に趣味でゲーセン通いしてた時にやっていたようなロボゲームの壊れたロボがある!と、学校へとりあえず向かうと学校はあっても基地になっていた。
平和な世界が平和でなくなっていたのです。
なんやかんやありますが、ショッキングな出来事が起きまくる作品なので、普段日常系のアニメが好きな人にこの作品をお勧めすることは絶対にありません。
むしろ、日常系好きな人に勧めて「ビジュアルノベルってこうなんだ、気持ち悪い」と思われてしまうのは本当にもったいない。
私はしっかりオルタネイティブまでやり、すごい楽しんだので。(ロボアニメ好きな人はめっちゃお勧めしますが、アニメは学園部分丸ッとカット、次の世界線はちょろっとずつ出てくるくらいなのと、中途半端なところで俺たちの戦いはこれからだ!となるのでアプリゲームで無料で本編ルート遊べるのでそっちで無料でやってもいいかなって思います)

それとか、どろどろの恋愛ドラマが好きな人は「WHITE ALBUM2」(2とついてますが無印との接点は同じ世界ですが主人公も登場人物も被ってませんし、被ってるのは歌くらい)
高校生時代、大学生、社会人と人生のような物語です。
魔法もなく、恋愛をしているだけ。なのに、こんなに胸が痛くなることがあるのかってくらい胸が痛くなる(人によっては胃腸炎になった人もいたとかなんとか)
聞いたところによると韓国ドラマとか長いらしので、韓国ドラマの恋愛メイン好きな人には刺さるんじゃないかな。三角関係物だし、ルートによって印象が大きく変わる作品だと思う。
この作品が誰にお勧めかは、リアリティのある恋愛ドラマが好きな人(一応男性向けゲームなので女性視点が少ないけど、まぁちゃんとヒロイン視点もあります)

ここまでが男性向けビジュアルゲームについてのお話。
結局は、物語を読むことができるか、好きな物語の傾向が自分の好きなものと合致するかどうかで、楽しいか楽しくないかが決まるということ。

恋愛ゲームでなくても、好きな物語ってあると思うんです。
ドラマは長いので(1週間が長く感じる、見れたとしてもサブスクがAmazonとかじゃないと見れないので結局見れずに終わった作品)なかなか見ることができない。
それでも、去年だかにやってて今年続編やってる大病院占拠1話から3話くらい、本当に面白くて……そこで気づいたのは人間の悪事を暴いていくお話が好きだなって気づいたんですよね。
同じ櫻井翔さんがやってた「ザ・クイズショウ」も好きだったな、ってあのドラマ見て思い出したくらいです。
なんだかんだで櫻井翔さんのドラマ好きなんだな、って。

私はジャンルが雑多なので、わりと何でも楽しんじゃう人間で、地雷なんて全然ないから説得力がないんだけど、自分に刺さらなかったお話ってもう見ないんですよね。
ゲームはとりあえず面白くなくても見てみようと(そこそこのお値段するしね)なりまして。
でも、合わないならやめちゃってもいいと思う。
楽しくないわけじゃないんだけど、薄桜鬼真改は2,3ルートやっていま積んでる。
終ヴィルFDもDL版で買ったのにところどころやって積んでる。
面白くないわけではない、でも優先順位がある。最近はできる頻度が減ってるけど、嫌いになったわけではないです!

ここで小説のお話になりますが、小説紹介のけんごさんが紹介する小説が面白そうで面白そうで買うんですけど、なんとまだ1冊も読めていないw
仕事が忙しい、同人誌制作が忙しい、とか言い訳していますが、寝ています。
ええ、寝ているんです。
寝ることに忙しくて。(といいつつ、今年発表しているものとしていないの合わせると5万文字くらいになるかも)
通勤中に執筆してますね。(でも座れたら寝ちゃう)
人には誰しも好きな物語の傾向があると思います。それをお勧めだからってやってみて「面白くなかった!」って思ってほしくなくて記事を書いています。

YouTuberの「まさん」という方がいるのですが、自分はこうだからノベルゲームの発信をしている、と度々言っていて、その熱量がビジュアルノベルを絶やしてはならない!という熱意と、本当にビジュアルノベルが好きなんだなというのが伝わるんですよね。
自分の思うキャラゲーはこう、シナリオゲーはこう、という線引きも自分なりにしている方で、自分の意見ははっきりと全面に出しつつ、世間ではキャラゲーに思われてるけど自分はシナリオゲーだと思うという言葉。
私は自分に正直でいいなって思いました。
おすすめされてたクロノボックスがマジで面白くてですね。(残虐シーンあるので私と趣味が近い人はやってみるといいよ。でも全面的におすすめできないのは移植できない作品だからです)

switchとかに移植されてる作品って少なくともそういうシーンがなくても成立できるからこそ出ている部分もあると思うので、むしろその削られる部分が大事な作品になると移植は無理なんですね。だからおすすめって言っておきながら、人を選びすぎる作品なので残虐シーン読めそうなら読んでくださいって感じです。
小説で言うなら、「殺戮にいたる病」が読めるなら読んでみてもいいんじゃないかなっていうレベル。
殺戮にいたる病、めっちゃ面白かったです。違和感はあっても、その違和感はそのまま読み飛ばしてて、最後の真相でうわああああってびっくりしました。



結論としては、自分の好きな物語は好き!
例えば、ホラーが嫌いな人にホラー映画勧めたら絶対嫌われるじゃん。
そういう事なんです。
今回これを書くきっかけとなったのは、フォロワーさんだったんだけど、推しの好きな作品だからやってみたい!ってやってみたみたいなんだけど、実際に話を聞いていると好きな物語が某女児アニメだったのね。
その子にこのお話は向いているかというと、多分合わないだろうなって思ってたらやっぱり合わなかったみたいで、全部のノベルゲームが苦手かも、みたいに言っていたのです。
たまたま自分に合わなかっただけだと思うと、自分の好きな物語を選んで!
あらすじだけでも!見て!って思ってしまう。

あらすじ、登場人物……体験版のない作品でもYouTubeに公式がプレイ動画を上げている場合もあるからそこも含めて見てみるといいなって。
乙女ゲームやビジュアルノベルで、ネタバレって厳禁だと思うんだけど、初めてやるからこそ準備はしていていいと思う。

ここで私の話になるんだけど、私がノベルゲームやるきっかけってPS2の少年陰陽師という作品だったんだよね。
もともと原作が当時大好きで、多分30巻くらいは読んでた?20巻?だいぶハマってた作品で、原作者監修だしってやってたはずが、PS2ってテレビでやるじゃん?
長時間できなかったんですね。
そこで挫折したくせに、PS2のVitaminZやってミニゲームで挫折してノベルゲームから離れてた過去があります。
それでも物語は好きだし、漫画とかアニメを見ながら過ごしてて、ある時クリスマスくらいの時だったかな。
ニコニコ動画でリジェット関係の作品でダンスウィズデビルスっていう作品がありまして、舞台化記念に一挙配信だったみたいなんだけど、それが面白すぎて、当日券あるって聞いて舞台の千秋楽を見に行ったんですよね。(そこで俳優さんにファンサもらって以降全部の公演1回は見てます

ダンデビがゲーム化するというので、Vitaを弟に借りてやりました。
何度やってもウリエのバッドエンドにしか進まず(アクマとヒトの選択肢を選んでパラメーターを調整するとエンディングが変わる)それが悲しくて泣きました。(3,4回やって何で進まないの!と怒りもした)
全部自分のせいでした。
ダンデビFD買ったまま少しやって放置してるんですよね、やりたいですね。本編含めて。

と、それはいいんですけど、合う合わないはその人にしか分からなくても、絶対これは地雷だ、とか雰囲気が違うとかはわりと見抜けたりします。
これ面白そう!→ステラ限定版買う→合わなかった悲しい
は、あったりするけど。
シナリオライター好きだったらそれだけで、このキャラ好きそう!ってならなくても限定版買いがち。
今回はマツリカkは缶バッチついてない方の限定版ステラセットにしたよ。
ドラマCDと冊子と布付いてるほう。

やってみなければ分からないなら、体験版が配信している乙女ゲームとかそれこそエロゲだと体験版配信してないゲームがないんじゃないかってくらいあるから、それを見て決めてみてもいいんじゃないかなって思うよ。

前の方に書いた「まさん」の動画だけど、この作品のここが好きだったとか、この作品に合うだろう人はこんな物語を求めてる人かも!というざっくりとした誰なら刺さりそう、みたいな事を言ってくれるので指標にはなるかもしれない。

アニメでいえば、結構16bitセンセーションが刺さった。
ビジュアルノベルにどっぷり浸かる主人公ちゃんはゲーム会社に勤めてて、自分の理想のゲームを作りたくて入ったんだけど、任されるのは色塗りだけ。
メインのゲームを作りたくても予算がない、そこでお昼休みに古びたゲームショップを見つける。
そのゲームショップには名作エロゲが格安で売られていて、この作品はここがすごい良いんだよってことを店主のおばあちゃんに話すわけです。
そのあと、会社に戻ってまたそのゲームショップを見るんだけど、閉店してて、店の中に紙袋が入っててその紙袋の中には名作エロゲが入ってる。
その中のエロゲを開けると、次の瞬間にはエロゲの発売した年にタイムスリップしていた!
どうなる!という感じ。

ビジュアルノベルを知らなくても楽しめる(原作はあるけど、オリジナルストーリー)けど、ビジュアルノベルを知っていれば、こういった苦労もあったんだなぁっていうのがわかる。
未来編?って言ったらいいのかな、作ったゲームが世界を変えてしまって、その世界を元に戻そうとする部分なんて、すごいビジュアルノベルでこういう展開見たことある!をやってくれて、とても、ビジュアルノベルを後世に残さねば感があってすごい楽しかったですね。

だから、やってみて楽しくないのはしょうがない。
でも、全部を楽しくないとは思ってほしくないということを私は伝えたい。

乙女ゲームなら「バスタフェロウズ」体験版がチャプター1が全部遊べます。
4時間くらい遊べるよ!
アンジェリーク ルミナライズ プロローグが体験できるよ!
配信許可している作品ならVtuberさんがプレイしてる作品もある。
ジャックジャンヌは新人公演までが無料でプレイできる。
配信許可もされてるので見てみて、できそうならやってもらいたい。

合わない作品はどう頑張っても合わないよ、水と油は交わらないんだ。(むりやり合わせようとして壊れるのはもったいない

というわけで、長くなりましたが、好きなビジュアルノベルに出会えますように!というのと、自分の好きな作品はどういうものか、傾向を教えてもらえれば多分これ好きそうだよっていうのはおすすめできます。(プレイした作品少ないけど)


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