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『UXデザインの法則』と『行動を変えるデザイン』を読む。

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訳者が2つのUX書籍について考えたことを紹介していきます。 『UXデザインの法則 最高のプロダクトとサービスを支える心理学』(オライリー・ジャパン、2021年)は、UXデザイン…
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#翻訳

『UXデザインの法則』をなぜ訳したのか

翻訳に携わった『UXデザインの法則 最高のプロダクトとサービスを支える心理学』(オライリー・ジャパン、2021年、Jon Yablonski著、相島雅樹、磯谷拓也、反中望、松村草也訳)が2021/5/18に発売されます。発売を前に翻訳の意図や思いについてまとめておきます。 翻訳の意図の要約: ・「だってなんだかだってだってなんだもん」では済まされないITサービスに溢れた世界を生き延びるため、 ・薄くてわかりやすい、プロダクト・サービスと心理学の本を訳しました なぜそうした

なぜ『行動を変えるデザイン』を訳したのか

『行動を変えるデザイン』翻訳チームの相島です。 今日2020年6月11日は『行動を変えるデザイン 心理学と行動経済学をプロダクトデザインに活用する』の発売日です。 そこで、相島の目線から、なぜ『行動を変えるデザイン』を訳したのか、訳すことができたのか、振り返ってみたいと思います。 わたし相島は、昔から、英語に苦手意識がありました。 About Face というインタラクションデザイン分野の分厚い本がありまして、 モバイル時代に対応している第4版に日本語訳がなく、新卒2