『僕は君たちに武器を配りたい』を読んで僕が得たこと


先日、先輩から紹介していただいた本が面白く、なんだか視座が上がった気がしたので、その要因を分析するべく、久しぶりのnote投稿をしようと思う。


僕は君たちに武器を配りたいとは、、

東大卒業後、マッキンゼーにて勤めたのち独立し、企業再生やエンジェル投資家として活躍する中、京都大学にて教鞭をとる瀧本哲史という方の著書で、非常で残酷な日本社会で20代が生き残る為の思考法とは、という問いに答える2012年度ビジネス書大賞受賞の名著、らしい。(裏表紙参照)


要約すると、、結論

グローバル化がますます進む今の時代に自分らしく生き生きと暮らしていくには、投資家的な生き方が良い。投資家的な生き方とは、一攫千金を狙いFX取引や投資信託をするような投機家的なものではなく、自分の時間と労力、才能を何につぎ込めば、そのリターンとしてきちんとマネタイズできるかを考えて生きるということだ。

なぜ投資家的な考え方を持った方がいいのか

グローバル化とインターネットの普及で、「より早く、より良く、より安いものが勝つ」という本格的な資本主義がグローバル規模であらゆるものをコモディティ化するからである。

具体的には

学生起業はコモディティ化(個性を失ってユーザーにとって他商品と大差のない状態化)し、価格競争に追いやられる。例えば、アルバイト経験からの家庭教師の派遣会社やゲームやシステムの開発会社、プログラミング教室などである。そこで筆者は、学生起業か一旦就職してから起業するか、の問いに対して一度自分の興味のある分野の会社に入りコモディティ化されない個性のあるシステムを見つけてから起業する方が良いと勧める。


考察

これからの時代を生き抜く方法と紹介されている「投資家的な考え方、生き方」=「自分の時間と労力に対するマネタイズがあるか考える」の一つの手段として、「現時点の正しい少数意見に力を注ぐ」とあった。そこで具体的にどんなことが正しい少数意見か具体的に考えてみた。
すると、今後の発展が予想できる東南アジアにて長期留学し、現地で活躍できる希少人材になる。くらいしか出てこなかった。

正しい少数意見を発見できるようになるために
①正しいとは何かを理解するために哲学・宗教を学ぶ。
②次の流行に対して敏感になる必要がある。

②がまだ抽象的なので具体化してみる。②を達成するには
・世の中についてよく知る(本、新聞、多様な人と深く関わる)
・ビジネスの最前線で働く(戦略部門、投資会社、新しいことに積極的な事業会社)


以上から今週の目標

・哲学、宗教の本を一冊読む
・日経を毎日読む習慣をつける
・ケース問題を一日一問解く







 

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