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自分を世界一ブサイクだと思い始めたきっかけ

元々は自分に自信満々な子どもでした。
でも、小学校3年生くらいのときの「とある一言」がきっかけで、大学3年生くらいまで本気で自分は世界一ブサイクだと思っていました。
今はそんなこと思っていないし、「私かわいい!」って思ってます。笑

昔の私のように、自分に自信がない方が
この記事を読んで少しでも気持ちが楽になったらいいなと思います。



私は小さい頃から親にめちゃくちゃ可愛がられて育ちまして

「うちの子可愛い!!」
「うちの子天才!!」
が母親の口癖。笑

なので、自分は可愛いと思っていたし、優れた人間だと思っていました


そして訪れた運命の日…


教室でAくんが女の子にいじわるをしているのを発見し、正義感に満ち溢れていた私はAくんを止めるべく
「ちょっと!」
と言って歩き出そうとした瞬間に、隣にいたBくんにわざと足を引っかけられ派手に転倒。

勢いよく腹からいきました!

痛いし
恥ずかしいし
女の子を助けられないし

怒ってBくんを睨みつけて怒ろうとしたら

「アヒルみたい!」

と、Bくんに指をさして笑われたのです。

怒って尖らせた口がアヒルのくちばしみたいだったんでしょうね~


そのとき私は侮辱されたと感じました。

派手に転んでるので、周りの目がこちらに向いているときに
みんなの前で侮辱された。

それがものすごいショックで…。


ただでさえ、口元は
人とは違うものがあるらしい
という認識があったので、その一言で

「あ、私の口って変なんだ」

って思ったんですよね。

ちなみに口元で「人とは違う」と認識していたのは
歯並びと傷跡です。

特に傷跡は鼻の下、唇との間にあるので
パッと見は鼻水を垂らしているようにも見えたみたいで嫌でした。


そして徐々に
「私って実はそんなに可愛くないのかもしれない」
から
「私は可愛くない」
「私はブサイク」
「私は世界一ブサイク」
という風に思い込んでいきました。


端から見ると
「え?そんなことで?」
と思われるかもしれませんが、本人的にはダメージが大きかったんですよ…!


で、大学生になってシータヒーリングというヒーリングを習ったり
心理学を勉強したりしていくうちに

「アヒルみたい!」
と言われたことで、私の中で
アヒル=醜い
という認識があることが判明。

『みにくいアヒルの子』
って童話があるじゃないですか?

あれは「みにくいアヒルの子が実はキレイな白鳥でしたー!」ってお話ですが
私の中では「みにくいアヒルの子」という言葉だけがインプットされていたようで…
なので「アヒル=醜い」と無意識に思っていたみたいです。

なおかつ
自信と正義感を持って率先して動こうとしたら恥をかいた
という経験から、
自分を守るためには自信を持ってはならない
というような思い込みまで出来ていて。

これらが組み合わさった結果
自分を守るために自分を醜いと思い込んでいたんですね~


世界一ブサイクという思い込みは
世界一自分を守りたい
そんな気持ちの表れでした。


守りたかったんです。
だって実際に痛い目にあったから。

そうやって自分を守りたかったんだってわかって

頑張って守らなきゃいけないほどこの世界は過酷なんだと思っていたんだと気づいて

「自分のこと守りたいよね。よく頑張ったよ」

って、今までの自分に言ってあげたら
ワーッと涙が出てきて、ちょっとスッキリ♪


それからすぐに自分のことを好きになれたわけではないけれど
なんやかんやで自分のことを好きになれたんです。

なんやかんやの部分はまた後日書き出そうと思います。

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