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不登校だった話をしよう。

どうも。現役大学生(通信制)のあいがみです。

不登校で学歴が中卒のまま大人になった私が短大卒になった話を細かい部分は省いて簡略的にお話いたします。

私が不登校になったのは中学校の途中からでした。理由としては精神的な面からでしょう。小さい頃は内気ながらも仲のよい友達を笑わせたり明るい性格だったと想いますが、小学校の途中からは家庭の複雑さや栄養バランスも悪かったせいか、今思えばうつ病のような感じでした。

小学生の頃は学校へ行きたくないと思いつつもそれに逆らうということができませんでした。霧の濃い朝は10メートル先の景色も見えなくなりますが、このまま小学校が消えてなくなっていればよいなと思っていました。中学校では寝坊して遅刻が増えてそのまま行けなくなっていったと思います。いじめられたりはしなかったですが、内気な性格がどんどんうつで無口になっていき、友達とコミュニケーションの取り方がわからなくなってしまいました。それから人に話かけられてもうまく答えられない恐怖とコンプレックスから人に会うのが怖くなっていき、深夜しか外出しなかったり、部屋の中でも家族に顔を見られないように深く帽子をかぶって暮らしておりました。

中学校が不登校だったため、公立高校を受験をしましたが学力が足りず落ちてしまいました。経済的に裕福でなかったため私立という選択肢はなく、県内でも偏差値の低かったと思われる定時制高校へと進学しました。

入学した定時制高校も夏休み前には全く登校しなくなってしまい、そのままその年度は進学不能な単位取得状況になりました。

担当教師と相談した結果、再度1年生として入学しながら、高卒認定試験を受験することにしました。

その学校は定時制高校の特性上、現役の高校生のほかに、日本語の読めない帰国子女や、社会人や定年退職後の方もいらっしゃったりしましたね。いま思うと様々な人が一つの空間にいてよい刺激になったと思います。(しかし、あまり通ってなかったこともあり会話もほとんどしませんでしたが。)

年2回ある高認試験の11月期を受けることにして、一番苦手な英語と他のいくつかの教科は定時制高校で履修することにしました。当時英語が特に苦手で全く理解できませんでした。(大人になってから駅前留学に通ったり、通信大学で勉強したりしましたが未だに得意とは言えません。)

学校へ行くのは週に2~3日ほど。英語などいくつかの教科1~2時限の授業だけを受けては帰るという定時制学生生活でした。

その年に自分で貯めたお金で初めてPCを買いインターネットを繋ぎました。
本屋で買ってきたテキストを見ながら分からない事はインターネットで調べるという勉強法でした。11月試験の3カ月前くらいから勉強を始めました。

高認受験した科目はすべて合格でした。あとは3月までに残りの単位を定時制高校で履修して無事に高認取得となりました。当時17歳でした。

しかし、高認を取得しても高校卒業程度の学力を有するとして進学はできても、学歴的には高校は卒業はしていません。

しかし、ともかく学校へ行くのが嫌だった自分は、18歳になったら通信大学へ進学するとして、定時制高校を辞めました。

3月の後半からはスーパーマーケットでアルバイトを始めました。スーパーでのアルバイトは夏までしましたが辞め、別のバイトをしたり、辞めたり様々なアルバイトを今までにしました。(20種類ほど)

それから、次の年は大学へ行くつもりでしたが、友人がいないためアルバイトから帰るとインターネットを見るという生活から、ネット依存症となり、日がな一日ネットを見ているという生活を数年間続け、学歴:中卒のままの成人となってしまいました。

大人になって一人暮らしを始めたある日に、通信制の短大へ入学して自宅学習が身についていたこともあり無事に卒業しました。

いまは通信制大学へ再編入した現役JDです。

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