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感謝するということ

僕は
「『ありがとう』とたくさん伝えられる人生は豊かになる可能性が高い」
と考えています。

今回は感謝の気持ちを伝えられることが何を表しているかについて、
僕の考えを3つ書きます。

忙しい方は目次にまとめているので、飛ばしてください。

1.それだけ誰かに助けてもらえている

基本的に感謝を伝えるタイミングは、
誰かに助けてもらった時だと思います。

では、誰かに助けてもらう必要があった時はどんな時か?

僕は自分1人では解決できない課題に挑戦している時だと思います。

1人では解決できないレベルの問題や仕事に取り組む時、
新しい環境に飛び込んだ時など様々ですね。

1.1人では解決できない何かに挑戦している
2.誰かに助けてもらう
3.誰かに感謝を伝える

というプロセスですね。

そもそも「1.」の挑戦のハードルが高いのですが、
この挑戦をするかどうかは究極のところ自分次第です。
つまり、コントロールできる領域です。

でも、その挑戦している時に誰かに助けてもらえるかは
自分でコントロールしづらい領域なので、
誰かに感謝を伝えられるということは
「誰かに助けてもらえている」ということだと思うんですね。

助けてもらうには、日頃の行いが重要ですね。
助けてもらえるということは、
自分の日頃の行いが悪くない(良いかはわかりません)
ということだと思います。

感謝を伝える回数が多い人・心から伝える場面が多い人は
それだけ日頃から人に助けてもらえる行動を取ることが
できているということですね。

きっと「ありがとう」を伝えられる回数も多いでしょう。

2.それだけ自分の心にゆとりがある

感謝を伝えるには、「心のゆとり」も必要だと考えています。

「ゆとり」が何かと聞かれると難しいのですが、
「ゆとりがない状態」を考えてみると少しわかりやすいと思います。

新しい環境に飛び込んで、新しい文化の中で新しいものに取り組む時、
「自分にできるかな…」と不安になることがありますね。

そこまで心が強くない人はなかなか食らいつくことも難しいです。
いわゆるパニック状態になります。自分を保つことで精一杯です。

少しだけ心の強い人は必死に食らいつく中で、
他者へのリスペクトに欠けてしまうケースがあります。
「自分」を保つために他者を下げてしまうケースですね。
(多くの場合、無自覚に)

いずれにせよ、みんな一杯一杯の状態です。
このような状態ではなかなか感謝を伝えることは難しくなります。

では、「心のゆとり」を保つには
例のように挑戦することは諦めなければいけないのでしょうか。

そんなことはありません。
僕は先に「感謝を伝える」ことを
仕組み化(ルーティン化)してしまえばいいと考えます。

「1日1回は感謝を伝える」というルーティンをつくってしまえば、
どんなに自分が追い込まれていても
「今日も感謝が伝えられた。まだ大丈夫」と思えるはずです。

また、日頃から伝えることをルーティンにしていれば、
「伝えられなかった日」は
自分に何かトラブルが起こっていることがわかるので、
簡単に「心のゆとり」を測る指標になると思います。

3.それだけ相手にも自分にも素直でいられている

最後に、感謝を伝えられるということは、
相手にも自分にも素直でいられている証であると考えます。

一度、感謝を伝えるまでのプロセスを考えてみましょう。

1.誰かに助けてもらう
2.「ありがとう」と心の中で感じる
3.「ありがとう」と口に出す

大まかにこんなところでしょうか。

正直、「2.」までは多くの方ができるはずです。
「ありがとう」と感じることができない方は、
先述した「心のゆとり」が欠けている可能性が高いのではと思います。

問題は、「ありがとう」と感じてから口に出すまでですね。

この「思ったことをそのまま言える」素直さが重要だと考えています。

例えば、思春期の学生は親に素直に話すことは難しいですよね。

でもそれは思春期の学生に限りません。
成人しても、社会人になっても素直に感情を表現することができない方は
意外と多いように感じます。

また、この素直さは環境面の影響も大きいです。
幼少期におかれている家庭や学校、その他の環境において、
周囲の人々が自分を許容してくれていたかは重要な要素だと思います。

なので、必ずしも「素直に表現できるから偉い」というわけではありません。

あくまで、「素直に言いたいけど、言えない」よりは「素直に言いたくて、言うか選ぶことができる」のほうが気持ちとして楽だよね、という考えです。

難しく考えない

ここまで「感謝の気持ちを伝えられることが何を表しているか」
について、僕の考えを書いてきました。

僕自身、本当にたくさんの友達や先輩や後輩に恵まれています。
1日の振り返りの際に、「最低1つ感謝を書く」
というルーティンを約2年続けています。

とはいえ、書けない時もあります。
でもその時は「自分の状態良くないな」と認識できます。

なにより、感謝の気持ちを伝えた時は気持ちが良いです。

「感謝の気持ちを伝える」と言っても何も手紙を書いたりとか、
そんな難しいことをしなくていいんです。

・仕事で、オンラインや電話で話をした際の「ありがとうございました」
・友達と飲んだ帰り際や別れた後のLINEでの「ありがとう」
・コンビニで買い物をした時のレジの方への「ありがとうございます」

こんな一言でいいんです。

これから習慣にしていく方は、
少しだけ周りの景色が変わってくると思います。

日頃から「ありがとう」が溢れる世の中にしたいですね。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。

それではまた。

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