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まなびばマナビーから広がるYes, Andの輪~子供たちに、親以外の大人に多く関わりを持って欲しい

AIFAの林亮子です。(東大阪市在住/AIFAプラクティショナー養成講座2期生/まなぶドキドキつながるワクワク! みんなの学び場「マナビー」主宰

2020年4月、学校がお休みになった頃、ひかるちゃんが子どもたち向けに「ひかるちゃんと遊ぼう」をオンラインで開催してくれました。

月一回のこの時間、我が家の客間兼遊び場には近所の子どもたちや大学生が遊びに来ました。世間とは逆で、みんなが集まり、楽しい時間を過ごしていました。

「ひかるちゃんと遊ぼう」二回目の時、モニターの中のひかるちゃんに向ける子どもたちの眼差しに、衝撃を受けました。この子どもたちは、学校でもこんな風にキラキラと瞳を輝かせて先生の話を聞いているのだろうか?学びを受けているのだろうか?

そういえば、子どもたちの学びの様子を見るのは後ろ姿ばかり
真正面から見る事なんてないな。この瞳を見て、先生たちは何を思うのだろう。

私たちが大切にしないといけないのは、この輝く瞳だ!これがマナビーの始まりでした。

「ひかるちゃんと遊ぼう」は子どもたちの大好きな時間。何を言っても、「Noひ(否定しない)」で受け取ってくれるひかるちゃん。最初の頃はひかるちゃんに話を聞いて欲しくてみんな我先にと発言していたのが…いつしか、交通整理をする子、列を作って並びだす子、順番を譲ってあげる子、日々みんなの成長を感じる事が出来ました。とても貴重な時間。

そばで見ている私たちは、みんなが説明する様子をヤキモキしながら見ていました。が、いざ自分が言葉で表現してみると、とても難しい。こんな難しい事をやっているのか!と、驚く事ばかりでした。そんな事を繰り返していると、子どもに教える事よりも教わる事の方が多い事に気付きました。

子どもたちがもともと持っているすばらしいものを潰してはいけない。邪魔してはいけない。と思える様になりました。

一生懸命、言葉を紡いで表現している子どもたち。それを一生懸命、聞いてくれるひかるちゃん。外国にルーツを持つ子どもたちも参加しています。初めは辿々しかった表現も、回数を重ねるにつれて、上手く伝えられる様になっていきました。みんなにとって、安心安全な場所。

進化し続けている「ひかるちゃんと遊ぼう」は、3年半以上経ち、メンバーも変わり、内容も進化し続けています。子どもたちも、毎回楽しみにしています!

こんな風に小さな時から、Yes, Andが身近にある子どもたちは、どんな風に成長していくのだろう?とても楽しみです。

今ではマナビーで季節ごとのイベントをしたり、ママたちとお料理をして、自分たちで育てた野菜でドレッシングを販売したり、カフェをしたりしたいね、なんて話しています。

みんなが遊びながら学べる場所になっていっているのかな、と感じます。
大人が楽しめる場所は、子どもにとっても安心安全な場所。

私は子供たちに、親以外の大人に多く関わりを持って欲しいと思っています。色んな大人がいて、色んな人生がある。大人のカッコいい部分もかっこ悪い部分もいっぱい見て欲しいと思っています。同じ人間として。誰もがそんな関係で繋がっていけたらなと思います。

AIFAで学んでいる事を、先ずはマナビーから。徐々にその輪が広がっていけばいいなと思います。


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