ハッピーを探しに

ハッピーセットは子どもしか頼めないものだと思っていました。

大人気の「鬼滅の刃」が付録。
全部で5種類のシール。

鬼滅が大好きな娘と2人で、ハッピーセットを食べる姉。

しかし、まさかの。
同じシールが2枚。

呆然とする姪。
しかしそんな姪以上に、ショックを受ける姉に
「ま、そんなこともあるよね、しょうがないよね」とでも言わんばかりの姪の表情。


そんな動画を見たら、
叔母も、買わずにはいられませんよね。


土曜日の朝、歩いてファストフード店へ。

朝のセットを買いに行くのは、何年ぶりだろうか。



私「ホットケーキ下さい」

店員「ハッピーセットですね？飲み物はどうしますか？」

私「コーヒーで」

店「コーヒーは対象外です」

私「あっ、じゃあ紅茶で」

店「紅茶も違います」

私「…お茶でお願いします…」

店「付録はどちらにしますか？」

私「鬼滅です（照）」

…あれ？サイドメニューって頼んだっけ？

とりあえず、自分の番号が呼ばれるのを待ってみました。


店「272番のお客様ー」

呼ばれました。
ちゃんとハッシュポテトになっていたので
安心して帰ろうと思ったら


店「お客様！
　　ホットケーキ、お忘れです」

…2袋あるんですね。

昔昔、ハンバーガーの食べ方がわからなかった曽祖母を思い出し、一気に歳を取った気分になりました。

でも、きっときっと、姪の欲しいシールが入っているはず！
なぜか自信を持って帰宅。


残念ながら、出てきたシールは、
もうすでに姪が持っていたもの。

今も、私の手元にあり。


姪の「ありがとう！愛ちゃん」そんな笑顔は見られなかったけど、

なんだかハッピーな経験ができた朝。