ルルと太郎 / 第1話
リリアの物語は一旦保留して、違う物語を書いてます。節操ないですね(笑)
ちなみにこれもエッチが主題なので興味ない方はスルーしてください。
誰でも知ってる有名な漫画をモチーフとしています。
タイトル: ルルと太郎のちょっとHな物語
1.出会い
鮮やかな青空の下、都会の喧騒から離れた小さな公園で、太郎はのんびりと時間を過ごしていた。
公園の中央には小さな池があり、その池には魚が泳いでおり、周りには木々が茂り、小鳥たちのさえずりが聞こえてくる。
そんな平和な公園での午後、太郎は一人ボールを追いかけたり、ベンチに座って空をながめたりしていた。
太郎がベンチに座って風に吹かれていると、ふと彼の目の隅に小さな影が入った。
その影は鮮やかな黄色のもので、太陽の光を受けてキラキラと輝いていた。
彼は首を傾げ、その方向に目を向けると、ふわふわとした黄色い毛に覆われた生き物がそこにいた。
その姿は長く伸びた耳のような部分と、短い四つ足、そして大きく紫色の瞳を持っている。
「これは一体…?」
彼が生き物に近づくと、その生き物も太郎を見つめ返す。
ゆっくりとした歩みで太郎に近づいてくる。
彼の前で止まり大きな紫色の瞳で太郎をじっとみている。
太郎は目を細めてその黄色い物体をじっと観察した。
「う、うさぎ?かなぁ」
半ば自分に問いかけるように独り言で呟いた。
その瞬間、不思議な生き物はゆっくりと首を左右に振った。
「いいえ。私はルルと言います。確かにうさぎのように見えますがね。れっきとしたロボットですよ?」
その顔には微笑が浮かんでいた。
突如話し始めたルルの声に、太郎は驚いて思わずのけぞった。
「ロ、ロボットだって?でも、こんなにもフワフワしてて、柔らかくて…」
ルルは優しく微笑みながら答えた。
「そうなんです。私の表面は特別な素材で作られていて、動物のような触感や温もりも再現しています。」
太一はこの状況を把握しようと努める。
少しの沈黙ののち、
「触っていい?」
太郎は疑りながらもゆっくりと手をルルの頭にのせた。
確かにその感触はうさぎの毛並みのような柔らかさで、心地よい温もりを手のひらに感じる。
「なんでこんなところに?」
ルルはしばらく考え込み、言葉を選ぶようにして答えた。
「私はあるミッションを持ってこちらの時代に送り込まれました。」
太郎は即座に聞き返す。
「ミッションって、何の?」
「未来では新しいエネルギー源として、この時代の人々の情熱や希望、興奮、喜びなどの感情エネルギーを収集する技術が開発されました。私はそのためにここに来たのです。」
太郎はその話を聞き深く考え込んだ。
情熱や喜び、そんなものがエネルギーに変わるのだろうか?
しかし、ルルの瞳には真剣さが感じられる。
冗談や嘘を言っているわけではなさそうではある。
冗談を言うロボットをそもそも知らないので比較はできないのだけど。
「もしかして僕の情熱や興奮を集めにきたの?」
半ば冗談で太郎が尋ねる。
ルルは頷き答える。
「そうです。あなたがこの公園で遊んでいる姿を見て、とても情熱的で元気に過ごしていると感じました。そのエネルギーは私たちにとって非常に価値があります。」
太郎は少し困惑した表情を浮かべながらも、面白そうだし試しに協力してみても良いかなと思った。
しかし、どのようにしてそのエネルギーを提供すればいいのか彼にはまったく分からない。
「どうすればいいの?」
太郎が尋ねると、ルルは自身に直接張り付いている胸ポケットに手をいれ、ガサゴソすると1つの道具を取り出した。
「これは雑草帽という帽子です。被ると他人が一切自分に気を留めなくなるんですよ。」
ルルが提示した「雑草帽」は、普通の帽子とは少し違っていて透明な素材でできていた。
それを受け取った太郎はその帽子を手に取り不思議そうに眺める。
「これを被ると…本当に僕が見えなくなるの?」
太郎が興味津々でルルに尋ねると、ルルは微笑みながら頷いた。
「正確には見えなくなるわけではありません。しかし、あなたの存在が他人にとって気にならなくなるんです。だから、誰もあなたのことを気にしないで自由に動けるでしょう。」
半信半疑で太郎は早速その帽子をかぶってみることにした。
帽子を頭に被せたその瞬間、周りの雰囲気が急に切り替わったのを感じた。
彼は試しに近くの鳩たちの真ん中を歩いてみた。
鳩たちは驚くことも飛び立つこともなく、まるで彼がそこにいないかのように餌を啄む。
さらに、ボール遊びをしていた子供たちの間を横切ってみた。
ボールも彼の方には一切飛んでこず、子供たちも彼の存在に気づくことなく遊び続けている。
公園のベンチに座る老夫婦の間を通っても、二人は会話を続け、太郎のことをまるで気に留めていない様子だった。
「すごい!本当に気にされてない!」
興奮しながら太郎はルルの手を握る。
ルルは笑顔で太郎を見守っていた。
「ただし、この帽子の効果は一時的なものなので、あまり長く被っていると効果が薄れてきます。」
太郎はその言葉を受け止め帽子を脱いだ。
「これはすごい道具だね。未来はすごいなぁ」
「未来には様々な技術やアイテムがあります。しかし、それらの技術も適切に使わなければならないこともあるんですよ。」
ルルは真剣な表情で太郎に語りかけた。
「適切に使わないと、どうなるの?」
興味津々で太郎が尋ねると、ルルは少し考え込んだ。
「例えば、この帽子を不正に使用した場合、人々の信頼や関係性が崩れる恐れがあります。」
ルルの表情がかげる。
「未来の技術やアイテムは、正しい方法で使われれば素晴らしいものになりますが、間違った方法で使われると、逆に問題を引き起こすことも…。」
太郎はルルの話を聞いたあと心の中で様々な感情が渦巻いていた。
この力がもたらす可能性、この道具が太郎の日常をどのように変えうるか想像が広がっていった。
しかし、同時にふつふつと黒い欲望も彼の中に生まれていた。
彼は突然、女友達のさとみちゃんの家を訪れることを思いつく。
そのあとの展開を想像し気分が高揚する。
「早速使ってみるよ。ルル、またここで会おう!」
太郎は一方的にそう言い放つと公園をあとにした。
運動会でも見せた事の無いような全速力。その足でさとみちゃんの家へ向った。
2.さとみの家
肩で息をしつつ家の前に着いた。
彼女の家の窓からお風呂場が見える。
太郎は雑草帽を被ると、堂々と家の玄関から入りと真っ直ぐにお風呂場に向かった。
ちょうどこの時間はお風呂好きのさとみちゃんが入浴する時間と知っているからだ。
太郎は、風呂場の着替え場所に息を殺して潜んだ。
しばらくして遠くから楽しげな会話の声が聞こえてくる。さとみちゃんだけでなく、彼女の友人であるしずかちゃんの声も聞こえる。
どうやら二人でお風呂に入るようだった。太郎の心臓はドキドキと鳴り響いた。
「二人ともだなんて…」
彼女たちが二階のお風呂場へ向かう足音が聞こえてきた。太郎はお風呂場のドアの前に立ったままだ。足が勝手に震え出す。
「しずちゃん、先に入ってて。私はお手洗いに寄ってから行くね」
さとみちゃんの声が聞こえる。
どうやら先にしずかちゃんがお風呂場にくるらしい。
一人の足音が閉じたドアの前に近づいてくるのを感じる。
期待と興奮で胸が高鳴る。
と同時に本当に雑草帽の効果があるのか不安になってきた。
ふと公園でのことが思い返された。
鳩、子供、老夫婦。
どれもが帽子をかぶった僕を気に留めていなかった。
でも、よく考えてみればどれもこれも元々反応が鈍い者たちじゃないか。
鳩は人間に慣れているし、子供たちはあえてボール遊びに夢中だっただけ。老夫婦に至っては反応するまでもないと判断されて単に自分が無視されていただけではないか。
道具の効果なんて全て真っ赤な嘘だったのではないか。
あのウサギロボットは僕を騙して恥と羞恥という形で僕を興奮させ、そのエネルギーを掠め取ろうとしているのではないか。
そんな考えが今更ながらに胸に去来する。
じわりとした汗が急に背中に吹き出るのを感じた。
ガッチャッ。
ドアノブを捻る音が響き、それに合わせるように太郎の心臓もドクリと大きく音を奏でる。
夕焼けが部屋に差し込む中、しずかちゃんはお風呂場の扉を静かに開けた。
彼女の目線が部屋の中央に佇む太郎の顔を捉える。
その瞬間、部屋の中の温度は感じられず、ただしずかちゃんの存在だけが太郎の世界を占めていた。
(お、終わった…)
しずかちゃんの悲鳴と軽蔑の表情が脳裏に浮かんだ。
そう思った太郎をよそに、彼女の目線は太郎の背後にある鏡を捉えていた。
彼女は太郎を迂回する形でゆっくりと鏡の前に立ち、優しい笑みを浮かべながら、手始めに淡いピンクのリボンを解き放った。長い黒髪が解放され、肩に優しく落ちる。
(よかった。アイツ、嘘ついてなかったのか。)
安堵の気持ちともにふたたび興奮が太一の体をめぐる。
彼女の顔は、髪が解けたことで一層強調された。
髪を結んだいつものしずかちゃんとは異なる姿に、早くも太一の呼吸が深くなる。
「やばい…」
期待と股間が膨らむ。
しずかちゃんは、続いてブラウスのボタンをひとつずつ丁寧に外していった。
彼女の手の動きは優雅で、それを見るだけで時間がゆっくりと進むように感じられた。
ブラウスのボタンが全て外されると、彼女の美しい鎖骨となめらかな肌が現れた。
彼女の体はスレンダーでありながらも胸と腰にはしっかりと柔らかな丸みを帯びており、健康的な輝きを放っている。
太郎は、その美しい肩のラインや腰のくびれ、そしてまだブラから覗く張りのある胸を目を細めてじっくりと見つめた。
続いて彼女はスカートのジッパーを下ろしゆっくりと地面に落とす。
露わになった彼女の脚は長くて滑らかな光沢を放っていた。
彼女の太ももやふくらはぎの柔らかそうな感触を早く味わいと言う思いに駆られる。
しずかちゃんは次に靴下を脱ぎ、純白のブラと純白のパンツのみを身につけた姿になった。
彼女の完璧とも言えるプロポーションと雪のような白い肌は太郎の目に焼き付けられた。
しずかちゃんは、太郎の目の前で自分の体を隠すことなく恥ずかしげもなく、まるで自信に満ち溢れたファッションモデルのように立ち尽くしている。
たまらない。そう思ったのも束の間。
今度は背中に手を回しブラを丁寧に取り除く。急に顕になる乳房とピンク色の突起。
(心の準備が間に合わないっ!)
そんな思いに駆られながら太郎はさらに興奮を募らせていく。
今度は彼女が白いパンツに手をかけるとスルスルと地面まで引き下げる。
股間にしげる薄い産毛のような柔らかい毛と、股間を形作る三角形の形が太郎の目に飛び込んだ。
太郎の心臓は高鳴る。彼の頭の中はしずかちゃんの美しい体のことでいっぱいだった。
彼は自分の興奮を抑えきれずに風呂場のドアの奥へと向かう彼女の動きを目で追っていた。
part2へつづく。
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