みなさん、継続は得意ですか?
継続は得意ですか?
いきなりですが、みなさん継続は得意ですか?「得意だ!」という人に私はあったことがありません。だから難しいんだと思います。難しいですよね。
本屋さんにいくとたくさん並んでますね。その手の本が。継続のコツ、習慣術、仕組み化。いろいろなフレーズで、声をかけてきます。
私自身、続かない自分をどうにか変えたくて、いろいろな習慣の本を読んできましたが、全くダメでした。著者からすると「やり方が悪い。」と怒られてしまいまそうですが。
それでもできなくて。でも、諦められなくて。書籍やセミナーにめちゃくちゃお金をかけて、沈没する。そんなことを繰り返してきました。仕事も趣味も本当にとっ散らかっていました。三日坊主が日常でした。みなさんも、思い当たる節はありますか?
継続に不向きな人=双極症という病気
3年前のことです。仕事に打ち込んでいた自分が、急に無気力になって。会社に出社できなくなりました。私はここまであるのは何かあるなと思い、病院で受診してみました。そしたら、双極症という病気だったとのこと。
聞いたことがない病気で驚いたのですが、気分の波が激しい人らしいです。生活に支障が出るレベルで気分の波が激しいとのこと。細かい部分は割愛しますが、私には、やっぱりそうだったんだ。となんか腑に落ちたんですよね。
気分の波が激しいのですから、継続には不向き。やるときはやれる、でもできないときは本当にダメ人間になる。そういうもんだと医者からは言われました。
ほっとしたのは、ほっとしましたけど。でも、そのあと激しい虚しさが襲ってきます。自分はもう継続はできないのか。習慣化はできないのか。来世に期待するしかないのか。自暴自棄になったりしました。
原稿用紙10枚手書きという試み
でも、どうしても諦められなくて。一つ実験をしてみることにしました。原稿用紙を10枚手書きで書く。意味もない。目的もない。内容は問わない。どうにかして、書く。継続することを目的に書く。というかなり体育会系の試みをすることにしました。
結果を先にいうと、今回始めて、自分の意思で続けられるものとなりました。病気が治ったわけではありません。その間も、双極の症状は変わらずありました。通院もしていますしね。そして、毎日毎日、もしかしたら明日書けなくなるかもしれない。と思って、やっていました。
でも、できたんです。ほぼ毎日書いていて、書き終えた原稿用紙が7000枚になりました。自分でも信じられない量です。3年前の自分から考えると別人です。
7000枚の原稿用紙。その全てが、自分がどうやったら続けられるようになるのか、なんだ自分は飽きてしまうのか?というテーマに沿ったものです。一つのテーマでこんなにかけるとは、そしてまた明日も書けそうだと思えるとは。一つのことにのめり込んだことのない私には非常に新鮮な話でした。
気分の波が激しい人が見つけた継続のコツ
そのコツを知りたいですか?ええ、全然お伝えします。いってしまうと簡単です。コツは二つです。
このコツが抽象的すぎるので、少しずつ具体例を上げながら継続するコツをまとめてみます。それがこの連載の目的です。とりあえず、毎週月曜日に投稿してみます。見る方、見返す方もわかりやすいですからね。
みなさんにとって、いいヒントになればいいなと思います。それでは、これからお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
飽きと習慣の研究家
アイダ
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