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67_やる気の変換効率

5:26 執筆スタート

おはようございます。アイダです。今日もここまで来ました。今日の清書は、やる気についてです。


最近気づいたんですけど。やる気って長時間続かないどころか、次の行動までの効果しかないですよね。1回使ったら終わりの肩叩き券みたいな感じですね。

飽きるって面白くて、満足とも似た感情なんです。満足の方が少しポジティブ。そして満足の方が少し自発的に辞められているような気がします。狙うべきは満足のほうがいいと思いますが、客観的にみると、さほど変わりません。

やる気が出た時に、まず行いたくなる行動はなんですか?おそらく「買う」だと思います。物でもいいし。サービスの予約でもいい。何かしら行動する=何かを買うが一番やりやすいです。

例えばセミナーに行って、色々動機づけしてくれると思いますが、聞いているだけでやる気が出てきますよね。で。やる気の解消先として、必ずセミナー会場には物販コーナーがあります。グッズとか本とか売っていますね。衝動買いを誘導しています。これは、主催者側の狙いでもありますし、買うことは悪いことじゃない。双方に落ち度は全くありません。経済活動ですから。

ですが、残念なことに買った瞬間、意欲は低下します。人によってはゼロになるでしょうし、買った物を楽しむまでのやる気が残っている場合は、半分くらいですかね。

本を読むのは自発的な行為です。でも、すでにやる気を、「本を買う」という行為で消費していますから、最後まで読むだけのやる気はないと思っていいです。だから、本当であれば、セミナーまでに本は買っておいて、もう一回読み直す動機づけとして、セミナーを受けた方がいいと思います。

もう一つ、やりがちなのは、決意表明です。「明日からやるぞ!」「今日からやるぞ!」あるいは、少し弱い形で、「感想を書くぞ!」「アンケートに協力しよう!」というのは、やる気の変換効率が悪いです。

先ほども書いたように、やる気は一回しか効果がありません。できるかどうかわからないことを、やるぞ!と世間様に言いふらすのは大変なエネルギーを消費します。せっかくあったまったのに、もったいない。流れが止まってしまいます。

ここで私からの提案です。決意表明ではなく。事後報告にしてみませんか。「〇〇と教わったので、〜〜をやってみた。いまいち掴めない部分があったので、ここを知りたいなと思いました。」と一発目の記事なり、アンケートになりに書けばいんです。

私もかつて、やっていたんですけど、セミナー自体の素晴らしさについて、感動した!とかあれこれいうことがありますよね。でも、私がセミナーをやり始めて気づいたのは、その言葉は書いている本人ほど嬉しくはないんですよね。「自分はセミナー一生懸命やって伝えたから、今度はあなたが頑張る番ね。」としか思っていない。

やるやる詐欺って言葉があるように。「感動した!」という文章を熱く書くらいなら、「やってみたんだけどうまくいかなかったなぁ。どうすればいいのかな?」と質問してくれた方がどちらかというと嬉しいんです。

感動した!と思われても、結局相手の行動が、物を買う→満足する→やらないになってしまったら、自分は売るために一生懸命準備したのかなー、そうじゃなかったような気もするんだけど。。。と少し落ち込みます。この記事を読んでいるあなたはそんなことはないと思いますけどね。

もし、私の原稿なり、セミナーなりでやる気が出たらですね。あなたというフィルターを通して、別の形に変換してから、返して欲しいんです。すぐじゃなくてもいいです。これも、訓練ですから。人それぞれ必要な時間がかかります。

買うな、決意表明するな、感想を書くな。
継続のためにやるべきことは、事後報告と質問です。


今日はこの辺で。

病的に飽きっぽい人
アイダ

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