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[7月13日19:00〜]あいだラボ・プレオープンイベント vol.2 「生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン」

こんにちは。
あいだラボ運営事務局です。

先日オープンしたばかりのあいだラボですが、すでにたくさんの反響をいただきありがとうございます。

ラボの活動スタートは8月からになるのですが、それに向けたプレオープンイベント第二弾を7月13日に開催します。

あいだラボ詳細は↓↓↓をご覧ください
あいだの探索・実践ラボ特設HP
あいだの探索・実践ラボ、始動します。

あいだラボには、二元論を超えて様々な視点からあいだを探索・実践していくための理論・方法論として、「森里海連環学」「サステイナブル・アントレプレナーシップ」「ポスト人間中心デザイン」の3つを軸に、それぞれ「あいだの生態系研究所」「あいだの哲学道場」「いのちのアトリエ」というゼミ的組織があります。

プレイベント第二弾では、この中の「あいだの生態系研究所」「いのちのアトリエ」に焦点をあててお話ができたらと思っています。

ご出演いただくお一人目は、「あいだの生態系研究所」をナビゲートいただく田中克先生(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)。「あいだの生態系研究所」では、生態系におけるあいだの重要性を提唱する田中先生の「森里海連環学」の理論・哲学を土台に、様々な視点から森里海のつながりや生態系連環を学び、森里海連環学の社会実装・実践への活用契機を探っていきますが、森里海連環学に込められた想いや生まれた経緯などをお話し伺えたらと思っています。

※田中先生には、春分に開催したEcological Memes Global Forum 2021「あわいから生まれてくるもの - 人と人ならざるものの交わり- 」にも出演いただきました
何かと何かの「あいだ」をどう見るか。二元論を超越する「あわい」を追求した


お二人目は、「いのちのアトリエ」をナビゲートいただく稲村徳州先生(九州大学 芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 助教)。
いのちのアトリエは一人一人の生命感覚や生の実感を、生態学的知見やポスト人間中心デザインの方法論と結びつけながら現実社会へと表現していくための場です。あらかじめ決められたカリキュラムをこなすのではではなく、運動体としてのラボのダイナミズムの中で現れてくる必要なモジュールを組みあせて、プロジェクトのアイデアやビジョンをプロトタイプし、互いにフィードバックしあっていくような場をつくっていけらと企んでいます。

※稲村さんには過去にEcological MemesのサロンやJourneyof Regenerationのプログラムでもでご一緒いただいています
マオリ族の川に法人格!?生態系と向き合うポストヒューマンセンタードデザインとは?
Journey of Regeneration:再生に向けたデザイン -ポスト人間中心とバイオミミクリ


それぞれのご活動やテーマが、領域を超えて交じり合っていくのか、今から楽しみです。すでにラボにお申込いただいた方も、参加を迷っている方も、よければぜひご一緒ください。

※2021.07.10 追記
サンゴ礁の生態系研究をされている渡邊剛先生(北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)にもご出演いただけることが決まりました!

<あいだラボ・プレオープンイベント vo.2 - 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン->

日程:7月13日(火)19:00-20:30
会場:オンライン(zoom)
参加費:無料
※後日視聴を希望される方は後日視聴チケットをお求めください
参加方法:下記Peatixページよりお申込ください
https://aida-labo-preopentalk-2.peatix.com/

[出演者プロフィール]
・田中 克(京都大学名誉教授 / 舞根森里海研究所 所⻑)
1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名 誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水 際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時 に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて “もろい” 場所であることより、源流域から海までの多様 なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる 流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環 学」を提唱(2003年)。

・稲村徳州(九州大学 芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 助教)
2012年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院大学スクールオブデザイン、インペリアル・カレッジ・ロンドン工学部イノベーションデザインエンジニアリング科・ジョイントダブ ルマスター・修士。オークランド大学バイオエンジニアリン グインスティテュート・プロジェクトエンジニアなどを経 て、2017年より現職。専門は、デザインエンジニアリング。学際的なアプローチからイノベーションを起こす仕組みの研究、国際的な連携を通じて、サステナブルな価値を生み出す教育・研究プロジェクトに注力している。

【あいだの探索・実践ラボについて】
あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性について二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていく探索・実践のための共同体です。
あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー(森里海蓮関学)×ビジネス(サステイナブルアントレプレナーシップ)×デザイン(ポスト人間中心デザイン)の各領域を横断した学び直しと、各地で展開するフィールドワーク体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。
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【一般社団法人 Ecological Memesについて】
エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。
https://www.ecologicalmemes.me/

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