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鹿児島県長島町へ行ってきました。

東神楽町から長島町までは飛行機の乗り継ぎ時間を含め、10時間以上かかります、、、。
移動に丸一日かかってしまいますが、日本列島をほぼ縦断するのですから仕方ないですね。
今回は、長島町内にある「日本マンダリンセンター」「長島大陸マンダリンBASE」「長島大陸市場」、道の駅などを視察しました。
また、5月に開催予定のアスパラナイトについても、関係各所との打ち合わせと会場の下見を行いました。

「花の町・東神楽町」と「花が特産・長島町」との関わり

2014年から、”花繋がりの町”ということで、北海道東神楽町と鹿児島県長島町との少年交流事業がスタートしました。長島町は、鹿児島空港から車で2時間程度の距離に位置し、鰤の養殖で日本一を誇ります。
2022年に東神楽町にて「真夏の鰤まつり」を開催し、東神楽町にて長島町の鰤を堪能しました。2023年には長島町にて東神楽町産のアスパラなどを味わう「アスパラナイト」を開催予定です。

日本マンダリンセンター

鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」より引用

長島町は温州みかん発祥の地として知られており、日本マンダリンセンターはそれを記念して造られました。館内では、みかんの歴史・文化・栽培技術などを学べます。

元台北帝大教授の田中長三郎博士は綿密な古書の探索と広範な実地調査から、次のような根拠により我が国における温州みかんの栽培が長島に発したと推理されました。神田玄泉の著書に「大仲島-名唐密柑、支那より肥後仲島輸入せるによりこの名ある」と記してあること、九州地方において温州みかんを仲島みかんと呼ぶこと、中国各地を実地調査したが温州みかんが存在しなかったこと、仲島は今の長島で遣唐使の通行に関係があったこと、これらのことから、田中博士は「温州みかんは中国黄岩県から天台宗の僧が長島にもたらした早キツ、マンキツからの偶発実生と思われる」と述べています。また、幕末に長崎に来たシーボルトも温州みかんの葉っぱの標本に「NAGASHIMA」と記しており、事実九州地方では温州みかんを長島みかんと呼んでいました。

長島町HPより引用(https://www.town.nagashima.lg.jp/sightseeing/si0013/

長島大陸マンダリンBASE

日本マンダリンセンターの4階、5階には今年の4月から「長島大陸マンダリンBASE」がオープンしました。
ビジネス利用も可能なコワーキングスペースや会議室も完備されており、さらには大人数での集まりにも活用できる「学びの広場」もあります。
東神楽町で昨年開校した「東神楽大学」のコワーキングスペースにも参考になる設備やアイデアが盛りだくさんでした。

コミュニケーションエリア(「長島大陸マンダリンBASE」HPより引用)
マンダリンセンターのコワーキングスペース

アスパラナイト開催予定地

2022年に東神楽町にて開催した「真夏の鰤祭り」が盛況に終わったこともあり、今年は長島町にて東神楽町産のアスパラを使用した「アスパラナイトin長島町」を5月下旬に開催予定です。(日程は確定次第発表します)
今回の視察では、長島町地域商社の方を中心にして日程調整や会場の下見などの打ち合わせを行いました。
当日はアスパラだけでなく、ジンギスカンや越冬じゃがいもなどの”北海道”を感じられる品揃えを予定しています。
気になる方は続報をチェックしてくださいね!

アスパラナイト開催予定地の「Heidi」さん
アスパラナイト開催予定地
長島町自慢のお刺身

長島町内を視察

長島町は車で約1時間程度で一周できる島です。
鹿児島県と黒之瀬戸大橋で繋がっている長島本島を中心に、伊唐島や諸浦島、獅子島などの大小 23 の島々が点在しており、豊かな自然と温暖な気候が広がっています。
鰤の養殖をはじめ、畜産や赤土じゃがいもの生産も盛んです。大雪山系の麓に位置し、田園風景が広がる東神楽町とは好対照をなしています。
町内には太陽光発電や風力発電も備わっており、風土を活かした町づくりを行っています。

小浜海水浴場
伊唐島の赤土の畑
太陽光発電「長島夢追い元気発電所」

長島大陸市場

東町漁業協同組合が養殖する『鰤王』は漁場環境・餌などを厳格に管理して育てられます。与えている餌は人間が食べても問題ない品質だそうです。
昨年の東神楽町での鰤祭りでも鰤王は大満足していただきました。
市場に隣接する「長島大陸市場」では水揚げされたばかりの鰤をはじめとした鮮魚コーナーだけでなく、鰤王の加工食品も数多く販売していました。


東町漁協
鰤王「あら煮」
缶詰「鰤王ぶり大根」
鰤王ふりかけ照り焼き味

道の駅視察

長島町内には「ポテトハウス長島」と「黒之瀬戸だんだん市場」という2つの道の駅があります。
道の駅を持たない東神楽町からすると羨ましい、、、。
「ポテトハウス長島」の眺望は素晴らしく、天気がよければ、天草市も一望できます。今回は見れませんでしたが、カフェやレストランも併設していました。
黒之瀬戸大橋を渡ってすぐのところにある「黒之瀬戸だんだん市場」は店内に生簀があり、その場で購入することができます。農産物やお土産も豊富で、町民にも観光客も人気の施設でした。

道の駅「長島」外観(https://www.kagobura.net/shop/shop.shtml?s=1685より引用)
道の駅「黒之瀬戸だんだん市場」店内(「かごしまの旅」から引用)

次回の訪問はアスパラナイト

次回の長島町訪問は5月下旬のアスパラナイトの予定です。
開催日時は5月27日(土)を予定しています。
開催に関する詳しい情報は随時こちらのnoteやSNSで発信予定です。


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