チャレンジ1回目

こんばんは。だいきちです。✌

約1ヵ月ぶりの更新になってしまいました。

先日、ついにセルフシリンジ法による妊活に初挑戦しました。

その日は、前々から決めていたわけではなく、妻の排卵もその日だったわけでもなく、その月の排卵日付近で提供者さんと日程が合うのがその日しかなく、急遽その日の朝に、「やりましょう!」ということになりました。

基本的に提供者さんと連絡を取っているのは僕なので、「提供者さんと、今日できるならやろうってことになったんだけど…」と妻にLINEを送ったところ、「いいよ」と、仕事の都合で行ったり来たりになってしまう僕を気遣いながら了承してくれました。

僕よりももっとずっと心の準備が必要なはずなのに、急遽決まったことに同意してくれ、自分のことより僕のことを気遣ってくれる妻は、本当に偉大だなぁと本当に感じました。

その日は、親切なことに提供者さんが僕らの最寄りの駅まで来てくださるということで、仕事を一旦終えた僕は駅に向かい、ちょうど仕事帰りの妻を迎えに行きつつ、はるばる来て頂いた提供者さんと受け渡しを済ませ、急いで家に帰りました。

精子は、『空気・光・水』に弱いので、タオルにくるみ、なるべく人肌の温度を保てるように妻に持っててもらいながら帰宅。

家に着くと一刻も早く処置をするため、すぐにスタンバイ。光に弱いということで真っ暗な部屋の中でシリンジに吸引するのはとても大変でした(笑)そして僕にとっては初めて見る精子。これがイカ臭いといわれる臭いか~と内心思っていました(笑)

早くしなきゃという焦りもあり、失敗できないという気持ちもありで、なかなかハラハラしましたが、なんとか終了。

終わった後、ベッドに横になりながら、妻は色々な感情が溢れ出したのか、涙を流していました。やはり急に決めてしまったことだったので、悪いことをしてしまったかなと思いましたが、妻によるとその涙は、決して後ろ向きな感情から来る涙ではなく前向きな涙だと言っていました。

その後、できる限り妻の傍にいたかったのですが、まだ仕事が残っていた僕は会社に戻らなくてはいけなかったので、「行ってくるね」と妻に言ったとき、「行ってらっしゃい!」と元気に見送ってくれた妻は、とても強いなと感じ、とても心強いパートナーを持てた自分は幸せだと感じました。

そして昨日の3/13、妻の月経が始まってしまったため、残念ながら妊娠はしていませんでした。1回目でできるとは思っていなかったものの、やはり少しショックでしたが、まだまだこれから!新たな命を宿すわけだから、簡単なことではないのは当たり前ですね。

そんなこんなで初チャレンジを終えた僕らでしたが、やはり実際にやってみないとわからなかった注意点がたくさんありました。

精子を入れる容器が大きすぎて空気に触れやすかった、タオルでくるんだため、人肌の温度が伝わりづらかった、etc...

色々と反省点が出てきたので、次回に生かそうと2人で話し合っています。


そして、現在流行中の新型コロナウイルスの状況を考慮し、提供者さんと相談し、一旦提供はお休みしようということになりました。

提供活動を行うにあたり、やはりお互い電車での移動などがあり、感染のリスクが高まること、また、もし感染してしまった場合、マスコミによって行動範囲を事細かに報道されてしまうリスクなどを考慮した上での判断です。

僕らとしては、1年に約12回ほどしかないチャンスを一度でも逃すのはとても惜しいこと……ですが、こればっかりはしょうがないことですね…

ここまで広まってしまったものは、もう完全に終息することは難しいらしく、ただ約8割の人は重症化にならずただの風邪のような症状らしいので、新型コロナを恐れすぎず、1日でも早くマスコミが感染者の行動範囲を事細かに報道することをやめることを願っています。


何はともあれ、まだまだ僕らの挑戦は続きますので、その都度また更新していきます( ..)φ

それでは~



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?