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#Fooocus でスタイルで探求!!

Fooocus By lllyasviel」の入門向け情報の続きです。

https://github.com/lllyasviel/Fooocus

・「Fooocus By lllyasviel」はControlNetを作ったスタンフォード大学のLvminさんが作っており、無料で利用できるStable DiffusionのオープンなWebUIです。
・FooocusはGitHubで14kものスターを獲得しており、シンプルで高品質です。
・「画像プロンプト」機能では、最大4枚の参照画像を使用して image2image を簡単に利用できます。例としてオリジナルのVTuber風のキャラクターを作っています。

この記事のまとめ

「Fooocus」はControlNetを作ったスタンフォード大学のLvminさん(Lvmin Zhang)が作っている Stable Diffusion のオープンなWebUIで無料で利用できます。内部ではStable Diffusionの最新版『SDXL』を使用しており、シンプルで非常に高品質。GitHubで14kもスターが付いています。

Fooocusのインストールがまだな方は、こちらの記事にまとめておきました。インストーラーでサクッとインストールできます。

Image Prompt機能初級編

「画像プロンプト」はいわゆる image to imageです。
最大4枚の参照画像を設定できます。
例えばNijiJourneyで生成した画像をベースにオリジナルのVTuber風のキャラを作ってみましょう。

サンプルとなる画像を与えて…


文字のプロンプトは「miku」

多様なスタイルを探求しよう


あまりにも多く存在する「スタイル」、アルファベット順で並んでいますので、面積的にはこの4倍ぐらいあります。せっかくなので探求してみます。


「Game Fighting Game」
4つ同時に生成してみました


下の4枚をイメージプロンプトとして、スタイルを格闘ゲーム風にして上の4枚が生成された。


同様に「Game Retro Arcade」で出力させた


同じ設定で「Steampunk」「Game Retro Arcade」


同じ設定で「SAI Pixel Art」

同じ設定で「SAI Digital Art」


「SAI Comic Book」 「SAI Line Art」の2つにチェックを入れてみた


「SAI Lineart」「SAI Comic Book」「Artstyle Pop Art」「Artstyle Watercolor」


「Fooocus V2」「SAI Origami」


「SAI Origami」のみ


「SAI Pixel Art」
※ここでの「SAI」はStable Diffusionを作ったStabilityAI社の略だと見ます。SDXLにも同様のスタイルが存在します。

他にも品質優先、速度優先モードなどもあります。
コンソールを見ていると最初にモデルをGPUにロードしている様子がわかったりして色々勉強になります。

InsightFace機能:Input Image -> Image Prompt -> Advanced -> FaceSwap

以上、Fooocusについての情報をご紹介しました。ControlNetを作ったLvminさんによるStable DiffusionのオープンなWebUI「Fooocus」は、シンプルで高品質な万能ツールです。画像プロンプト機能を使えば、自分だけのオリジナルキャラクターを作成することも可能です。さらに、勉強にもなるInsightFace機能も搭載されています。ぜひFooocusを試してみてください!他の記事やnote更新もお楽しみに!

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