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#22ー219 わたしの初日の出

朝起きると、携帯電話の画面をチェックする。
いくつかのアプリを開いて
ログインしたらもらえるポイントを確認する。
Twitterを開いて、寝ないひとたちの投稿をチェックして、
Facebookの「思い出」を見て、
ついでにInstagramも開いてみる。

そんないつもと同じ
お誕生日の朝。

最近は、朝の東の空の写真も撮るようになった。
今日は、わたしの初日の出。(ちょっと出遅れて日が出すぎてるけれど)

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朝早くから「今日、誕生日ですね。おめでとう。」と、
事務的に届いたメッセージになんとも言えない気持ちになる。
「お祝いに」と、今が見頃のひまわり畑の写真を送ってきてくれた
父親ほどの歳のおじさんが、穏やかさを取り戻してくれた。

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ありがとう(*´-`)

早くに起きていた父が、にこにこしながら
「誕生日じゃなぁ、おめでとう」と言ってくれる。
父が笑ってくれることが、わたしにはいちばんの贈り物だ。
父が笑うと、わたしも笑う。嬉しくてにやける、という方がしっくりくる。
「何歳になったん?」
「聞く?」
「いや、聞かんでもええ」
こんな歳になってまでお世話になってて、ごめんね。
言えなかった。

父のお誕生日にわたしていたお祝いを、いつものように
そのままわたしてくれた。中身も、きっと確認してない。
空っぽでわたしても気づかないかもしれない。
何もいらない。父とわたしは、それで満足なのだ。

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子どもは、いつもカードを書いてくれる。
今年はじぶんで選んで、じぶんで買ってくれたらしい。
「何が欲しい?」と聞いてきてくれる。
「お手紙」と答える。
欲しいものはない。いつもたくさんのしあわせをもらっている。
それ以上、何も求めるものはない。
社会に出て、しっかり稼ぐようになったら、ちゃんとおねだりするつもり。
最初におねだりするもの、今から考えておこう。

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40歳。
40歳になったのだ。
40歳。。。

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cakeもcandleも、じぶんで準備した。
いつもそう。
家族のお誕生日は、全部わたししか支度しない。
わたしのお誕生日も、わたししかしない。

今回のcakeは、beilleaireのものにした。

上質のバターを使っているバタークリーム。
ものすごくバターだった。
想像以上のバターだった。

白を基調としたcakeにしたかったのだ。
真珠をimageしていた。
とても美しいcakeだった。
とてもbutterな、美味しいcakeだった。
cake以外ものも、頼んでみたいとおもった。
バターがすきな方は、ぜひ。

お誕生日だからといって、何も特別なことはない。
だけど、お誕生日だから、何もかもが特別に想える。
お誕生日は「特別な日」なのだ。
いつも連絡を取らないひとも「おめでとう」を贈ってくれる。
お誕生日にだけmessageをくれるひともいる。
うれしい日だ。
お誕生日は、いくつになっても「うれしい日」だ。

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happy birthday わたしʕ•ᴥ•ʔ♡

わたしを想ってくれているみんな、いつもありがとう♡

aico.

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