見出し画像

#23-038 あの時代。

何度も何度もおもっていることですが、日本人、「すみません」って言いすぎだとおもうのです。「すみません」というところではないところで「すみません」というのですよね。電話の引きつぎとか、meetingでの発表のとき、書類を渡すとき。
「すみません」が必要ないところで「すみません」というのですよね。「すみません、すみませんっていうのやめていただけますか」と言いたい。

「すみません、おつりになります」と、よく聞きませんか?最近は電子マネーでの支払いが増えているから、あまり聞かなくなっているでしょうか。この場合「すみません」も不要ですし、「なります」も必要ありません。「おつりです」のみでいいのです。それをなぜ「すみません」とつけるのでしょう。おつりを渡すことに対して、何を申し訳なくおもっているのでしょう。「なります」に関しては「そうですか」としか言えません。「そうか、きみはおつりになったのか」と迎えればいいのでしょうか。「なります」だから「きみはおつりになるのか」が正しいかもしれません。よくわかりません。
日本語は複雑です。

敬語、丁寧語の使い方を、間違っているひとも多いし、わたしもうまく使えていません。周りのひとの電話対応を聴いていると、焦っているときほどおかしな敬語になったりしていて「おちつけー」とこころでつぶやいているのが外に漏れてしまっている日々です。

ことばもそうですが、電話の取り方、受話器の置き方、これもおちついて対応していただきたいところです。受話器を落とすな。固定電話は減ってきているのかもしれませんが、会社はどうでしょう。自宅に固定電話がないおうちも増えてきているのかもしれません。FAXとか「見たことない」ひとも多くなるのでしょう。携帯電話でさえ、「通話」はアプリでできてしまう時代です。公衆電話の使い方もわからないひともいるかもしれません。公衆電話に列を作って「*2*2」をプッシュしていた、ポケットベルがあったあの時代を、どうか忘れずにいたいものです。

111225.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?