画像生成 AI は何を駆逐するのだろう?

ハローワールド!
データサイエンス VTuber のアイシア=ソリッドです。

最近色々考えることがあるので、気まぐれに note 書いてみます。
反響があれば続けますね(^o^)

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私の予想

  • 消費っぽいものは AI に代替される

  • 感情っぽいものは AI に代替されるのに時間がかかる

  • 作家のストーリーも含めて味わうものは AI に代替されるのにかなり時間がかかる

歴史に学ぼう

「AI」の発展の今後を読みたければ、

  • 「AI」を「機械」に置き換えて過去を見ること

  • すでに AI が浸透した領域の推移を見ること

の2つがおすすめです。

例1:パン

  • 昔はすべて手作りでした

  • 最近は、ほとんど、工場で機械によって焼かれた全自動パンを食べていると思います

  • 街にあるパン屋さんでは、その場で焼いてます。でも、設定は人間、温度管理は機械の役割。人間と機械のコラボがあります。

例2:将棋

  • 昔は人間が圧倒的に AI より強かった

  • 今は、AI が圧倒的に強い

  • 過渡期では、人間 vs AI の試合や、プロ棋士の AI との対局禁止などがあった

  • いまは、人間が AI を練習相手にして学んでいる

お絵かきだと?

というわけで、ただ単に消費する目的のものは、もう AI 生成が勝利するのではないかと思います。
とりあえず食べるコンビニパン、勝つ将棋 AI です。

感情を受け取るための絵は、もうちょっとの期間、 AI には難しいと思います。具体的には、漫画などのことをイメージしています。要素技術はもうだいたいあるので、漫画っぽいものを作ることはできると思いますが、「ストーリーとして一貫したものを作る」のはもうちょっと先で、さらに、「人間が感情を動かされるものを作る」は、そのもうちょっと先でしょう。

作家のストーリーも含めて味わうものは、かなり先だと思います。具体的には、「○○先生の最新作」です。例えるなら、一流シェフが修行の先に焼き上げるパン、店構えから内装までこだわりぬいて、インスタ映えするパン、プロ棋士の将棋に例えるのが良いのではないでしょうか。

藤井聡太先生の

「将棋界の盤上の物語の価値は不変だし、自分としてもそういう価値を伝えていけたらと思う」

です。

将棋に勝つことが目的(消費)であれば、人間は不要です。AI が強いので。ただ、そうではないからこそ、今の藤井聡太先生の人気があるわけです。

ですが、これもそのうち、代替されてもおかしくないと思います。AI に人生的な物語、ストーリーを見いだし、その先に作家性を見出すという将来が、来ないとは言えないのではないでしょうか。だって、人間は、あのルンバに感情移入してきた実績があるのですから。人間と自然な言葉で対話する AI が "苦労の末に" 面白いマンガを描いてきた時、感情移入しないわけがないと思います。

代替、というか、共存な気もしますけれどね。

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