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「光のはやさで駆け抜けて、転園しちゃいました」の巻

園長とお話したのが9月末のこと。
我々夫婦は、いつから入れかるなぁ〜11月くらいに入れたらいいね!と話していた10月初旬。


ちょうど10月12日(月)と13日(火)に療育センターに行く用事があったので、1日通して幼稚園生活を見せてもらうことにした。
(※療育センターと幼稚園がとても近い)
ムスコと両親、お弁当持って幼稚園体験をした。
きちんとこの目で見て、ムスコが園で困るコトはないかな?先生が困るコトないかな?を何となく把握しておきたかった。
オープンデーで3回ほど通ったので、あまり問題はなさそうだった。


転園するなら書類とかもらわないと…園長にその話をしたら、事務担当の先生が対応してくれた。
この時、いつから入れますか?と聞いたら、園内で相談して折返し連絡します、とのことだった。
この時期、園は運動会の練習や準備で忙しい頃だ。
運動会が終わってから連絡くるかなぁ、とノンビリ構えていた。


ところが!連絡が来たのが、14日の水曜日。
16日の金曜から入園できます!ときた。
え!?こんな早く入れるの?
まだ親の方が心の準備ができてないんですケド!!!


15日(木)に来年度入園希望者の説明会があり、それも参加することにした。
園長の考えがもっと聞きたいなぁ、と思っていた。
雨が降り肌寒さを感じる午後、会場のホールに入りひな壇に座ると、お尻がほんのり温かい。
換気をしっかりする分寒いだろうと、床暖が入っていた。
ムスコは別室で預かってもらえるし、園で採れたトウモロコシで作ったポップコーンのおやつまでいただいた。
もう!この園はどこまで優しいんだ!
園長の話も日常の出来事を交え、何を大切にしているのか分かりやすかった。
「僕たちはえこひいきします」と言った言葉の裏に、配慮を意味していると私は感じ取った。
前の園ではこの部分がうまく噛み合わず、理解しあえなかった。


この園にムスコを預けたい。
その思いだけで両親は頑張った。
もうバッタバタで書類書いて、顔写真用意して、通園に足りないものを買い足して…
たぶん2〜3ヶ月で用意することを2日でやってのけた。


16日(金)は親子で登園し、親子で降園して下さいとのことだった。
慣らし保育をして、子どもの様子を見て、徐々に本登園がこの園のやり方のようだ。
この時も、バス通園は11月くらいかなぁと思っていた。
この日は放課後、親と先生の面接があった。
面接というより面談て感じの和やかな時間だった。
担任の先生もよく笑い、共感もたくさんしてくださりすごくいっぱい話ができた。
この時に、じゃ月曜からバス通園して下さい!とバッチを渡された。
ええー!!!もうバス乗って行っていいの!?


こんな感じで全ての決断が早いのだ。
前の園と比べてしまうけど、色んなコトに(良い意味で)驚いてしまう我々であった。
でも1番嬉しいのは、ムスコが笑顔で園に行っているということ。
去年の今頃あたりから、顔が曇りだし、たくさんのツライ・シンドイを体験してきた。
その姿を見てきたから、元気いっぱい「ぼくニュウエンしまーす」と言ったとき、お腹の底から笑ってしまった。
私達家族はみんなで壁を乗り越えたね、と。


学校探し家探しはひとまず置いておこう。
この幼稚園でまたムスコは変化するような気がしている。
じゃあ次は何?
新シリーズ「シゴトをつくる」を始めたいと思う。

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