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Inspiron 15(3535) Ryzen 5モデル買って失敗した話


12項目、4エリアは対角が相反要素なので
得点面積の狭さで低コスト機と判ります。
大型ノートは頻繁に買い替えないし
使い易い方が良いって人でしたら、
多少高価でも鉄板認定された機種からご検討が無難です。

当モデルの短所・注意点

△画面は色域がsRGB 61%コントラストも凡庸

×画面にギラ粒ないが、どの輝度でも悪質※1なフリッカ
(※1:周波数が低く、点滅が頻繁なので、目が疲れ易い)

△この価格で売る理由でもあるが今時、15.6型フルHDも損してる感

どうせ持ち運ばないノートなら横縦比16:9もアリですが
16:10でしたら16型でも、従来17.3型(16:9)の縦サイズですし
据え置きノートでは大は小を兼ねるので、15.6"の中途半端は否めません。

×スピーカーは2W×2だが、低~中音こもってて、音楽用ではない

×低コスト丸出しのキーボード。配列にもカナリの慣れが必要

ストローク1.5ミリで★2点こそ免れましたが、
平らなキートップに触れた時点で安物と判り
ベース剛性の低さも相まって、中央たわんだり筐体も揺れ易いです。

打鍵音も静かとは言えません。

配列は半角/全角キー細く、Enterすら横幅が他キーと同じです。
このEnter幅じゃ右にあるテンキーとも間違い易く
EnterやBackspaceは左隣キーと陸続きなので、益々シビアです。

キーボードにバックライトもありません。

△スペックが軒並み、最新規格※2に非対応。体感にも少しずつ影響
(※2:メモリDDR5、SSDスロットのPCIe 4.0、Wi-Fi 6Eなど)

×無線LANに至っては今時、Wi-Fi 5まで。しかもRealtek製
(よってUSB端子の1つは、無線子機が占有する可能性大)

△筐体が大きくても、冷却ファンやヒートパイプは思いっきり簡素

騒音は最適化モードでしたらアイドル無音ですが、
高負荷の音量は標準的で、中負荷からその音量なので
普段使いで比べると静かな機種ではありません。

しかも高負荷時は、キーボード中央が40℃軽々超えてます。・・①

△排気口は天板を開いた付け根。閉じると塞がって性能発揮しない・・②
(上記採点の「長持ち」は①、②で1点ずつ減点しました)

△挿入したSDカードは2センチほど出っ張り読み書きも遅い

×カメラに物理シャッター無し。テープ貼って外観を損ねるの巻

△バッテリ持ちは、画面輝度150cdでWEB閲覧して6時間が精々
(容量41Whも小さいし、残像ある120Hz画面は誰得です)

△本体1.63kgは堅牢設計の結果じゃなく、軽くても可搬性に貢献しない

プラスチック筐体ですので、触れば質感もそれなりです。
ブラック筐体えらぶと、画面枠やキーボード同色ですが
付いた指紋は目立ち易いです(ブラックは同僚ノート)。

△HDMIは4K@60Hz出力に非対応

×USB-Cがデータ転送のみ。充電は専用端子から

△ACアダプタは65Wだが、省スペースの配慮なし

△内部に2.5"スロットあるが、取り付け装備なし

この値段じゃ仕方ない欠点もありますが
上位機種との差別化で、ワザと不自由にしてる個所も
少なくありません。

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