見出し画像

相棒 PreS&S1 総括

伝説の始まり

まさにこの言葉が相応しい。
20年以上経っているので今更総括もクソもないが、自分の考えを纏めたいって気持ちには抗えず…
またこれを機会に最初の感想を見返したりもしたけどまぁ内容の薄い事…

本当にメモレベルで感想という域にも達していないので機会があれば追記をして内容を充実させていこうと思います。

また本記事は後半から有料化していますので、その旨ご了承下さい

【個人的評価】

個人的な評価の基準は下記の通りです。

神作→永久保存レベル
名作→片付けたBDから再生するレベル
良作→ TELASAで調べて観るレベル
佳作→ 録画したのを見返すレベル
並作→再放送なら観るレベル
惜作→1回観たら充分なレベル
駄作→つまらなくて記憶にないレベル
愚作→酷すぎて記憶に残ったレベル

※神作と愚作は数年に1回レベル

これはあくまで自分基準の独善的なものなので評価が悪かった場合も演者やスタッフさん、そして楽しんでいた視聴者を馬鹿にしたりする目的ではありませんので、ご了承下さい。

《コンビ誕生》

評価:並作

杉下右京と亀山薫の出会い、そして彼等が関係を一歩だけ進める始まりの回。
最初は邪険にしながらも、自分の立場も顧みず正義を通そうとした亀山君へ好感を抱く右京さん。
右京が缶コーヒーを渡して初デレを見せる場面は最高。
急に容疑者に襲いかかる右京さんを見れる貴重な回でもある。

《華麗なる殺人鬼》

評価:佳作

初期『相棒』人気キャラの浅倉禄郎が初登場!
親友が殺人犯で思い悩む亀山君と、淡々と事件解決に動く杉下右京。
今思えば構図としてはS11「交番巡査・甲斐享」にも近い。
浅倉の母親へ報いようとする殺人衝動は許せないと同時に哀れ。
最後に零れた「ありがとう」が切ない。

《神々の巣窟》

評価:惜作

亀山君で有名な「俺の"相棒"はどこだ!!」という台詞が出てきた作品。
初視聴時はS11序盤で当時はカイト君が周囲からの"相棒"呼びで強火のファンがまだ認められていないと批判をしていた。
なので「亀山君なんか3話目で自称してるんだからええやろ」と今でも思ってる。

《虚飾の城》

評価:惜作

警視総監室に爆弾犯が籠城して亀山君が人質にされるという劇場版Ⅱもビックリな大事件…と思わせておきシリアスゼロの5分で解決する超展開。
からの大企業の連絡系統を利用した不倫愛憎劇になるという『相棒』らしさが既に詰まっている。

《教授夫人とその愛人》

評価:佳作

国家公安委員というS17「ボディ」のように今ならSP回でやってもおかしくない題材を豪華に調理している。
右京さんの必殺技である極限状態のブラフが見事に炸裂しているのも好きです。
余談だけどサブタイにある教授夫人は出番多いが愛人については恐らく3分も登場していない。

《秘密の元アイドル妻》

評価:佳作

どう考えてもサブタイは「元アイドル妻の秘密」の方が日本語としても正しい。
師匠の奥さんへの深い愛情がゆえに起きてしまった悲劇。
最後の右京さんの掛け声のシーンはめちゃ好き。
まさかこの話の続編が21年後に出るなんて全く想像もしていなかった。
因みにヒロコママ初登場回でもある。

《下着泥棒と生きていた死体》

評価:佳作

『相棒』初の社会派脚本
今回の署長は保身優先のクソ野郎だったが、佐古さんという仲間を護りたいという善意であった場合なら判断は難しい。
一人の酔っぱらいをスグに病院へ保護するか、それとも複数の人間に危害を加える可能性のある強盗を追うか…正しいのはどちらだろうか。
答えはきっと出ないし、そんな事態に直面して職を失う佐古さんにも同情を禁じ得ない。

ここから先は

2,572字 / 11画像

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?