相棒preS 第1話「コンビ誕生」感想
TELASAの会員になったので相棒全シーズン全話(劇場版Ⅲ序章や裏相棒除く)を観れるのでゆるゆると感想を行なっていく事にしました。
ぶっちゃけS19も書いてないのに何て奴なんだって話だけど縛られず自由にやっていきます。
目指せ全話感想執筆!
因みに今回のタイトルは小説版「相棒」でついてた副題を参考にしています。
正式サブタイである
「刑事が警官を殺した? 赤いドレスの女に誘惑され… 死体に残る“4-3”の謎とは?」は長い…
【あらすじ】
捜査一課の亀山薫は指名手配犯の捕捉に失敗し、特命係に異動になる。
新たな上司の杉下右京は変わり者で、特命係は“人材の墓場”という噂。
バーで痛飲し、女に誘われてアパートの一室で目覚めた薫の前に、警察官の刺殺体が…。
右京と薫は犯人を捜すうちに、警察絡みの闇の拳銃取引に気づいていく。
脚本:輿水泰弘
監督:和泉聖治
【感想】
《相棒同士の対比》
早川が余計な事をしたから主犯が明らかになりました。
金子が捕まったのは身代わりを用意したからで、その結果マニキュアの痕跡を右京に疑われたからに尽きる。
コイツが何もしなければ綾子が自首して事件解決と丸く収まってた。
まぁ金子も金子で感情に任せて松原を殺すわ早川が脅された事を特命係に口走るわ早川の利き腕間違えて自殺に見せかけるとかおっちょこちょいじゃ済まないレベルでアホやった。
これまで二人三脚で"相棒"としてやってきたみたいだけど、こんな間抜けコンビでよくバレなかったな…
右京と亀山については改めて関係性が丁寧に練られてたように思えた。
歩み寄る亀山と、それをスルーする右京
歩み寄る右京と、ひねくれて反抗する亀山
こんな風に一進一退で進んでいくも、綾子が自殺未遂に憤った亀山が美和子に頼んで記事にしてもらう事で潮目が変わる。
自分を顧みずに正義を果たそうした亀山に対して右京は好感を持ち、それを伝えられた亀山は素直に右京へ協力を求めるようになる。
これを右京が缶コーヒーを亀山へ渡す事で歩み寄りを言葉だけでなく、演出面でも表しているのが良き良きの良き。
こういった正義の為に無茶をする行為を飛行機内でカイト君にも感じたんだろうなぁ…
《BESTシーン》
杉下右京が目を瞑ろうと言うのを吐露した唯一(の筈)台詞が今後の20年を考えると最もグッときた。
銃を摘発する輝かしく憧れだった過去と、娘がいるという事を踏まえても「死なせてあげたい」とまで思わせても、それを圧倒的に凌駕する刑事としての意識の高さ…
これが後々に犯人だけでなく歴代相棒や自分自身をも苦しめる事になるのはまだまだ先の話…
【雑感&小ネタ】
・タカ派の室谷は後の三浦刑事
・亀山の父は勇(議員)で母は正枝(姉もいる
・特命送りを進言したのはテルヲ
・亀山の人質事件は「新大橋人質篭城事件」
・血の気が多くて亀山の後輩で額に絆創膏あるサイトウ刑事(誰だよ!!
・亀山は巡査長、右京は警部補
・敬語の内村部長
・金子とのシーンで右京は笑顔&タバコ(時代やな
・亀山配属初日で特命係の情報と杉下の捜査二課情報、2日目で特命係の退職者数を調べ上げる美和子さん有能of有能
・初代花の里「新ふくとみ」は客が多いし従業員いるしで賑やか(それに比べて花の里と小手鞠は…
・眼鏡外し睡眠右京は後のシーズンを観てもレア
・亀山のSEXに個人的興味を持つ伊丹
・右京の胸ぐらを掴む伊丹(今じゃ考えられん…
・美和子に足踏まれて「虐めてませんよぉぉぉ」は笑う
・頑固で不器用で天邪鬼な所に惚れたけど、頑固で不器用で天邪鬼だから結婚相手としては最悪で1年しか結婚していなかった
・DVDだと最後はZARDの「promised you」(訳:貴方との約束)だけど権利関係で阿部に聞かせた「喜びの歌」に変更
【次回】
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