トランスフォーマー ビースト覚醒

監督：スティーヴン・ケイプル・ジュニア
主演：アンソニー・ラモス

トランスフォーマーシリーズ第7作目の作品
といっても、このシリーズは全て話が繋がっている訳ではなく、前作の「バンブルビー」から話が一旦リセットされており、前作もしくは今作から見始めても特に問題はありません。

トランスフォーマーといえば、今の30代中盤から20代後半の人にとっては「ビーストウォーズ」の印象が強く、トランスフォーマーの映画が始まってからゴリラのコンボイがを登場するのをまだかまだかと待ちわびた人も多くいたのではないかと思います。

そして今作、ついに満を持してビーストたちが登場した訳ですが、正直肩透かしをくらった感がありました。

というのも、今作も今まで同様、オートボット（乗り物のトランスフォーマーの勢力）達と人間との関りや友情がメインで話が進み、途中からマクシマル（動物のトランスフォーマー勢力）が助っ人のような形で合流するのですが、それほどマクシマル達の話が深堀されるわけでもなく、戦闘での活躍シーンも少なかったので、「ビースト覚醒」という副題のとおりゴリラコンボイ達の大活躍を期待していた身としては非常に残念でした。

とはいえ、あくまでもトランスフォーマーなので、大迫力の戦闘シーンや車や飛行機、動物がロボットに変身するカッコよさは相変わらず健在なので、トランスフォーマーやロボット好きなら見て損はない映画だと思います。