イラストレーターを目指すならポートフォリオを作ろう!
こんにちは、フリーイラストレーターの頼和 愛(よりわ あい)です。
イラストレーターとしてお仕事をするなら、まずは
ポートフォリオを作りましょう!
イラストレーターを目指す方なら「ポートフォリオ」を一度は聞いたことがあると思います。
簡単に言うと
職務経歴書の絵バージョンです。
そう聞くと「何か難しそう」「何を作ったらいいのか分からない」
「そもそも絵で仕事したことないのにそんなもの作れない!」
という声も聞こえてきそうですね。
大丈夫です!
元広告代理店の営業として、イラストレーターさんにお仕事を発注していた自分の経験を元にお話しさせて頂きます。
本当の職務経歴書でやったことのない仕事を書いたら経歴詐称になりますが、ポートフォリオの場合は
仕事をした妄想でオッケーです!!!
実際に仕事で使った絵を載せろ、という話ではありません。
こういう絵が描けます! こういうお仕事やりたいです!
という意思表示なのです。
つまりソシャゲのキャラ作ったつもりで絵を描く。広告のデザインしたつもりでイラストを描く。
「つもり」でいいんです。
これ逆に職務経歴書より簡単だと思いませんか?
普通のビジネスの職務経歴書だったら、「年間●億円売り上げました」とか「前年対比●%成約件数増」とか書かなきゃいけないじゃないですか。
これ結構大変ですよね。中には実績なんてすごく書きにくい業務もあるじゃないですか。
私も前々職から転職する時はこういった職務経歴書を書いていました。
でもイラストは違うんです。ある意味見えやすい実力勝負なので、仕事絵の実績がなくても、
仕事で使える絵が描ければそれでいい
のです。
お仕事を依頼する側が重要視するのは単に絵が上手いことではなく、
こちらの要望に合った絵を制作してくれるか、
という点です。
極端な話、例えばピカ●や葛飾●斎にソシャゲの萌え絵(キラッキラなやつ)描いてくださいとか頼まないですよね?
もう少し身近な話で言うと、例えばセクシーな大人の女性しか描いていない人に可愛い女の子の絵を描いてください、という依頼はしないのです。
適材適所です。
可愛い女の子のゲームキャラを描いてほしいクライアントは既にそれを描いている人に頼みます。
デッサン習ったら静物画や人物画を描くと思いますし、それが上手かったら「絵が上手いんだな」とはなりますが、そこまでなんです。
「この人、ソシャゲのキャラ描けるかな?」
とかクライアント側はわざわざそんなこと考えてくれません。
依頼のしやすさは
いかに実際の仕事を想定して、そこに近い作品を作っているか
です。
自分がやりたいお仕事をした場合のイラストを想定してポートフォリオになる作品を作っていきましょう。
ちなみに私はポートフォリオは紙では作っておらず、ポートフォリオサイトを作りました(まだ作り途中ですが)。
そちらの作り方はまた別の機会にお話しします。
また、仕事で頼めそうな絵が描けたからと言って、それだけで絵の仕事があるわけではありません。
その他に大切なことについては、また別の記事で取り上げたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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