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天才型神絵師が教え上手とは限らない

 こんにちは、フリーイラストレーターの頼和 愛(@ai_yoriwa)です。

 何かを学ぼうとする時、その道のすごい人の技術を真似しようと思いますよね?

 イラストを上達させたい場合、神絵師のメイキングばかり見ていたりしませんか?(それでうまく吸収できる方はそれで良いと思うのでブラウザバック推奨です)

 勿論努力して努力して神絵師になられた方のメイキングなら意味もあるかと思うのですが、若い頃からある程度才能があって神絵師になった方の場合(それでも絵の場合最初から上手いことは有り得ませんが)、教え方が上手いとは限りません。

 何故ならできない人の気持ちが分からないからです。

 知り合いに東大を出ている人が何人かいますが、その人たちと話していて驚いたのは「勉強できない人の気持ちが全く分からない。何で分からないのか意味分からない」と言っていたこと笑。

 その人のもとで仕事をしていた部下の人(その人も早慶上智でしたが)はちょっと苦労していました。いつも説明が足りないと……。1言ったら10分かるでしょ?的な感じらしく笑。

 頭は良くても他人に教えられないんですよね笑。分からない人の気持ちなんて分かりませんから。

 なので個人的な所感としては、仕事で割とやりやすかった相手はMARCHから早慶上智あたりの人でした。このレベルの人たちは努力型が多いので、他人の分からなさも理解ができて、自分だけ分かってますみたいな状態にしない、説明できる人が多かった印象です。

 絵も同じだと思います。

 天才肌かどうかは一見判別しにくいですが、幼い頃から絵の才能があってぐんぐん伸びている若い人の場合、感覚で上達しているため上達までの方法を言語化できない人が多いので、どうやって描けるようになったかを他人に教えられないことが多いと思います。

 勿論動画などのメイキングを見てやり方をちゃんと読み取れるならいいんですけど、「え?! 今何やったの?!」とか「何でその色選んだの?!」ってなることありませんか?? 私はめちゃくちゃあります……。

 つまり自分には才能がないという自覚のある人が見るべきメイキングや参考書は「秀才型の人間」が作ったものです。

 私自身神絵師ではありませんし、才能はありませんから、これまでの上達法に関しては、何となくではなく大体言語化して説明ができます。

 以前こちら↓の記事でも取り上げましたが、自分とレベルの違い過ぎる人のやり方を見ると消化不良を起こす原因になります。

 この記事を見にいらっしゃってる絵描きさん方は、恐らく絵の上達方法を探してらっしゃる方かと思いますので、私なりに絵の上達方法について書いた記事5つを下に貼っておきます。よろしければ読んでみてください!

 ちなみに私の上達加減は↓こんな感じです。この程度なら誰でもいけます。

鶴丸水彩

 最後まで読んでくださりありがとうございました。

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