見出し画像

個人事業主が倉庫兼作業所を選ぶポイントを考えた

旦那と開業のタイミングで共同でオフィス持とうかと話したり、
生徒さんからも「旦那の友達とオフィスシェアの話がでています。」と相談を受けたりしました。


もしかして、オフィスの波きてる🤔?!


物販をやっていると、大量の在庫、撮影スペース、外注化した時の人の出入りなどを考えると倉庫兼作業場はとっても魅力的だなー、と思うのです。事業化する上で、オフィスがあるっていうのは信用にも繋がりますよね(*'ω'*)


せっかくの機会なので、実際に自分が借りるとしたらどういう風に選ぶか、またどんなところに注意すべきかを少し聞いたり調べたりしたのでまとめてみました!

①家賃の適正さ
「小規模事業者がキャッシュフローを圧迫しない事務所家賃の割合は、粗利(売上ー仕入れ値)の10-20%の範囲である」が一般論だそうです。
月利10万円で家賃1-2万、月利20万で家賃2-4万くらいがおおよその目安でしょうか。

②距離
家から近ければ近いほどいい!
物販なので、服が置ける環境と撮影スペースさえ確保できれば、ある程度古くても距離優先かなぁ、と。コメントで追加の計測や写真が求められたときに、断ることや返事に時間をかけることは顧客ロスにつながります。オフィスがあることで売り上げが逆に落ちてしまう・・・なんてことは避けたいです。

③シェアの場合は転貸禁止物件でないこと
ルームシェアの場合は、代表者の誰かひとりが借りて(名義人)、そこを使うみんなが毎月お金を渡すという流れが一般的。ただ、家賃を経費にする場合はそこが転貸禁止物件であると(ようは誰かをまたいで借りてる物件)確定申告のときに、税務署での説明が困難になるそうです。

④そのほか
・服を置くことを考えるとジメジメしていない環境
・古い家であれば最初にバルサン必須
・ミドルやハイブランド品の扱いが多いようであればセキュリティ面しっかり
・一階(商品の搬入時などに便利)、駐車スペース有無

⑤個人的に大事だと思ったこと
作業場はたくさんのメリットがある一方、月の利益がそのまま上乗せされるものではないということです。最初のうちは、仕入れ資金や機材設備など利益が直接上がるものにきちんとお金をまわして原資を確保。目途がたってから探す、で充分遅くはないと感じました。

私的結論
・毎月の利益が安定し、外注化と作業スペースや在庫置き場にまじで限界を感じたら借りる。


ちなみにこの記事を書く上で相談させてもらった税理士さんは
スペースを確保することが目的なら、引っ越して部屋数を増やすのも一案
と言ってました。子育てや介護などでプライベートと仕事を完全に分けることが難しい場合は引越って手もありますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?