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GeminiでAPIを1000回使ったら、意外な結果が待っていた

AI技術が進化して、生成AIの利用が増えています。APIを使って大規模な言語モデル(LLM)を使えば、仕事を自動化したりデータ処理を効率化できますが、コストが気になりますよね。本記事では、Googleの生成AIサービスGeminiを使って、APIリクエストを1000回したときの費用を紹介します。自動化によるメリットやコストパフォーマンスについても説明するので、AIをビジネスに使うときの参考にしてくださいね。



1. はじめに

APIを1000回使ったら、いくらかかるか考えたことがありますか?多くの人は「結構高いんじゃない?」と思うかもしれませんが、この記事では実際に使ってみた結果を詳しくお伝えします。Geminiって何なのか、APIの利用がどれくらい費用に影響するのか、そして1000回使った結果がどんなものだったのかを見ていきましょう。

2. Gemini APIとは?

まず、Geminiについて簡単に説明しましょう。GeminiはGoogleが提供する生成AIサービスで、LLM(大規模言語モデル)を活用しています。GeminiのAPIは開発者やビジネスユーザーにとって非常に便利なツールです。GeminiのAPIを使えば、さまざまなデータ生成、自然言語処理、データ分析などが可能です。たとえば、文章の生成、データの要約、質問応答など、さまざまなシナリオで活用されています。

3. APIの料金体系

GeminiのAPIの料金体系は非常に柔軟で、無料プランと有料プランがあります。

  • 無料プランでは、以下の条件内であれば、API利用が無料で可能です。

    • 15 RPM(1 分あたりのリクエスト数)

    • 100 万 TPM(1 分あたりのトークン数)

    • 1,500 RPD(1 日あたりのリクエスト数)

この無料プランは、多くの基本的な用途に十分な範囲で利用できるため、初めてAPIを試す方や小規模なプロジェクトには最適です。

  • 無料APIキーと有料APIキーの使い分け
    無料枠を超える場合は、有料APIキーを使うことでさらに多くのリクエストを処理できます。この仕組みを使えば、コストを抑えながら柔軟にAPIの利用を拡大することができます。

  • 有料プラン
    有料APIキーを使う場合、以下の料金が発生します。しかし、無料キーのときよりも制限が大幅に緩和されます。

    • 入力料金:100 万トークンあたり $0.075

    • 出力の料金:100 万トークンあたり $0.30

Geminiの料金体系は、入力と出力のトークン数に基づいて計算されます。このシンプルな仕組みにより、ユーザーは使った分だけ支払うことができるのです。

4. 1000回の利用にかかる金額

ケーススタディ

ある文章(約2000字)のパターン分析をGeminiのAIに依頼しました。AIに30個ほどのパターンを示し、文章がどのパターンに当てはまるのかを見つけ出し、当てはまるものだけを残すという課題です。

事前試算の結果

GeminiのAPIを使う前に、まずどの程度のコストがかかるのかを試算してみました。APIの料金体系を基に、1000回の利用がどのくらいの費用になるか予測しました。入力と出力のトークン数、詳細な試算を行いました。

試算結果の詳細

試算の結果、1000回の利用でかかると予測される金額はおよそ50円でした。この試算では、1回あたりの入力が4000トークン、出力が10トークンという条件で計算されました。

実際の結果

実際にGeminiのAPIを1000回呼び出してみました。その結果は驚くほど低コストで、わずか8円でした。


  • 安くて嬉しい
    実際にAPIを使ってみて、これほど安く済むとは思いませんでした。たった8円で処理できたことで、非常にコストパフォーマンスが良いことに驚きました。これは多くのプロジェクトにとって、非常に魅力的な結果です。

  • 試算との違いの理由
    最初に見積もったトークン数よりも、実際には少なかったようです。これにより、予想よりも低コストになりました。

  • 低コストの理由
    Geminiの料金体系がそもそも低価格で、シンプルなトークンベースの料金がとてもお得だったことが低コストに抑えられた大きな要因です。

5. 他のAPIサービスとの比較

GeminiのAPIを他の生成AIサービスと比較すると、そのコストパフォーマンスの良さが際立ちます。

  • 他のサービスとの料金比較
    例えば、OpenAIやAnthropicなどの他の主要な生成AIサービスと比較すると、GeminiのAPIのコストがどれだけ低いかがよくわかります。

  • Geminiのメリット・デメリット
    もちろん、GeminiのAPIはコスト面で非常に有利ですが、他の生成AIサービスの方が優れていることもあります。ただし、基本的な生成やデータ処理を低コストで行いたい方にとっては、Geminiは非常に強力な選択肢です。今回の課題については、十分クオリティもよいです。人間と同等レベルです。

6. 結論

結論として、GeminiのAPIを1000回利用した結果、たったの8円であったことは大変驚きで、非常に嬉しい結果でした。この結果は、APIの利用コストが事前に思っていたほど高くないことを証明しています。

低コストでAPIを利用することで、ビジネスの効率を大幅に向上させることができます。特に、データ生成や自動処理のプロジェクトでAPIを大量に利用する必要がある場合、GeminiのAPIは非常に有力な選択肢となるでしょう。

今回はさらに同様のデータ処理が20万件ほど残っています。しかし、そのAPIの使用料金は1万件で80円としても、20万件で1,600円ほどになると予想されます。1件あたり3秒で処理し、データベースの更新もあるのでDBへの負荷も考えていますが、このコストで済むのは非常に効率的です。時間的にも継続すれば10日前後におさまりそうです。

もしこの作業を全て人に任せていたら、どれだけの人件費と時間がかかるでしょうか。おそらく、何人もの作業員が必要となり、何十時間もの労力がかかるでしょう。

人力での試算

例えば、1件あたりの作業に3分かかるとすると、20万件を処理するには合計で600,000分(10,000時間)が必要です。1人の作業員が1日8時間働くとすると、1人でこの作業を終えるには1,250日かかります。仮に5人の作業員で作業を行った場合でも、250日が必要です。

また、時給1,200円で計算すると、10,000時間の人件費は1,200万円になります。この莫大なコストと時間を考えると、APIを使った自動化による効率化のメリットは非常に大きいと言えます。

APIを使うことで、費用と時間の両方を大幅に節約できる点は非常に魅力的です。

7. 追加情報・リンク

  • 公式ドキュメントのリンク:Geminiの料金プランやAPIドキュメントへのリンクはこちらです。
    Gemini API公式ページ

これだけ安く、大量に処理してくれるなら、他にもなにかしてもらいたくなってしまいますね。

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