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【速報】GPT-4o:次世代AIモデルの全貌と応用例【AIのお悩み相談ラボ #52】

はじめに

OpenAIは5月13日(米国時間)、新モデル「GPT-4o」(oはomniの意)を発表しました。

GPT-4oは、OpenAIが開発した最新の自然言語処理モデルで、その能力と多様性は他のモデルを圧倒しています。この記事では、GPT-4oの特徴、実際の応用例、そして他の自然言語処理モデルとの比較について現時点でわかっている範囲で解説します。

GPT-4oの特徴

GPT-4oは、テキスト、視覚、音声を一貫して処理することができます。
これにより、より自然な人間とコンピュータの対話が可能になりました。

※テキストと画像処理に関しては現在(5/14)、ChatGPTやAPIを通して利用可能。また、音声とビデオに関しては今後数週間で実装する予定。

GPT-4oは、テキスト、オーディオ、画像の任意の組み合わせを入力として受け取り、テキスト、オーディオ、画像の任意の組み合わせを出力することができます。これにより、より自然な人間とコンピュータの対話が可能になります。

これまでのモデルでは、音声をテキストに変換するシンプルなモデル、テキストを入力として受け取りテキストを出力するGPT-3.5やGPT-4、そしてそのテキストを再び音声に変換するシンプルなモデルの3つのモデルをパイプライン化して使用していました。しかし、このプロセスでは、主要な知能源であるGPT-4が多くの情報を失ってしまいます。

それに対して、GPT-4oでは、テキスト、視覚、音声を通じて一貫した新しいモデルをエンドツーエンドで訓練しました。

また、GPT-4oは、オーディオ入力に対して平均320ミリ秒で応答することができ、これは会話中の人間の反応時間と同等です。また、英語やコードのテキストに対するGPT-4 Turboのパフォーマンスと同等であり、非英語のテキストに対しては大幅に改善されています。

そして、笑い声や歌唱力、感情表現なども出力できるようになったとのことで、より人間らしさが加わりました。

さらに、驚くべきことに、この最新モデルになりながらAPIでの使用が50%安くなり、処理速度も大幅に向上しています。

GPT-4oは、これらすべてのモダリティを組み合わせた初のモデルであり、モデルができることとその限界を探求するのはこれからの話です。GPT-4oは、より広範な一般知識と高度な推論能力のおかげで、以前のモデルよりも高精度で難問を解決することができるので、可能性は無限に満ちあふれています。

※詳細は👇


GPT-4oの応用例

GPT-4oはその高度な能力と多様性により、さまざまな応用例が考えられます。
以下にいくつかの具体的な例を挙げてみましょう。

  1. チャットボットやパーソナルアシスタント:ユーザーとの自然な対話を可能にし、質問に答えたり、情報を提供する。

  2. 言語翻訳:多言語のテキストを理解し、翻訳する。

  3. テキストの要約:長い文章や複雑なドキュメントを要約し、主要なポイントを抽出する。

  4. 教育的なタスク:複雑な主題の詳細な説明から、言語学習や試験準備の支援まで、幅広い教育的なタスクを支援する。

  5. 画像の理解と議論:ユーザーが共有した画像を理解し、それについて議論する。例えば、異なる言語のメニューの写真を撮ってGPT-4oに送れば、それを翻訳し、その食べ物の歴史や意義について学び、おすすめを得ることも可能になる。

  6. クリエイティブなタスク:ユーザーと共同でクリエイティブな作業を行う。例えば、曲の作成、脚本の執筆、またはユーザーのライティングスタイルを学ぶなど。


これらはGPT-4oの応用例の一部の考察に過ぎません。個人的にはCotomoのような優しい女性の声で、専門の講師が作成できるようになれば学ぶことが楽しくなるだろうと夢想しています。



他の自然言語処理モデルとの比較

他の自然言語処理モデルと比較しても、GPT-4oはその速度、多様性、そして対応言語の範囲において優れています。これらの特性は、GPT-4oが提供する使用体験を大幅に向上させています。

わかりやすい指標で言えば、速度です。GPT-4oは、GPT-4やGPT-4 Turboと比較しても、その応答速度が大幅に向上しています。

例えば、488語の回答を生成するのに、GPT-4oは12秒未満しかかかりません。同様の応答を生成するためには、GPT-4では時には1分近くかかることもあります。

この速度の向上は、GPT-4oの使用体験を大幅に向上させています。

その他にも、先ほどご紹介したテキスト、視覚、音声を通じて一貫したモデルや非英語のテキスト翻訳の向上、API使用料金のコスト減など、GPT-4oは他の自然言語処理モデルと比較しても、他を圧倒していると言えます。

個人的に最も驚いたニュース

私が今回の発表で最も驚いたことは、今回のアップグレードによって、月額20ドルのChatGPT Plus向けに提供されていた機能のほとんどが無料ユーザーにも提供されることです。

例)

  • GPT-4の活用

  • 「ChatGPT Browse with Bing」でウェブから応答を取得

  • データ分析

  • 写真やドキュメントについてチャット

  • 「GPTs」の利用

  • 「GPT Store」へのアクセス

これまで、これらの機能は全てChatGPT Plusユーザーのみが利用できるものでしたが、今後はGPT-4oも含めて無料ユーザーにも順次利用可能になります。(※利用制限あり)

始めのうちは、利用者がいっぱいですぐにパンクして制限がかかるでしょう。しかし、大胆な提供を試みることで、より多くのユーザーを取りこむことができると考えられます。

今回、ChatGPT Plusユーザー向けに新しいmacOSアプリをリリースすることもあって、AI業界の覇権を獲りにきている気概を感じます。

GoogleやAnthropicの次の一手も気になるところです。2024年下半期は、一体どのようなことができるようになっているのか楽しみですよね。


まとめ

GPT-4oは、その高度な能力と多様性により、自然言語処理の新たな可能性を切り開いています。その応用範囲は広がり続けており、その可能性はまだまだ探求の余地があります。

これからいろんな賢い方々が、GPT-4oの使い方を披露してくれるでしょう。私も自分の目的に沿った効果的な使い方を模索していきますので、ぜひフォローなどのリアクションをしていただけると嬉しいです。


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