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人の首を斬る仕事(地獄楽のすすめ)




これは僕が好きな「地獄楽」というアニメの紹介記事です!
上の曲はアニメのエンディングです。
めちゃくちゃ良い曲なので、曲だけでもぜひ!笑

この記事は3分くらいで読めます。



江戸時代

偉い人たちが使う刀の切れ味を確かめる
お試し御用と呼ばれる人がいた。

刀の切れ味はどうやって確かめるのか?・・

人を斬る必要があった。

元々は既に処刑された人たちの死体を斬っていたが、
次第に「そもそも処刑もやったらいいやん」
となり首切り執行人となっていった。

正確な刀のひと振り、一撃での切断
人体構造の理解、感情の制御

スマートに首を斬るためには
高い技術力が要求された。

山田浅右衛門

山田家の当主がこの名を名乗り
代々執行人として名を継いできた。

「折紙付き」という言葉の語源は
この山田家が行った試し切りの結果を元に
刀の鑑定証として折紙(証書)
が用いられたことに由来したとされる。

今回は紹介するアニメは(もちろんフィクション)

この首切り執行人たちと処刑予定の死罪人たちが
無罪放免をかけて不気味な島に行き、不死の薬を探しに行く。

という物語だ。


主人公は2人いる(とする)

1人は女性でありながら執行人となった「山田浅右衛門・佐切

もう一人は佐切によって
死刑執行される予定の忍「がらんの画眉丸

佐切は女であるがゆえ
周りからなめられていた。
さらには首切り人としての
己の未熟さを感じていた。

一方画眉丸は
最強無敵の忍びと言われていた。
忍びとして感情を殺すことを徹底してたが、
一点の綻びがあった。

それは愛する嫁がいたことだ。

画眉丸にとって情を持つことは
弱さだと認識していた。

島には異形の者や得体の知れない神が
画眉丸たちの行く手を阻む。

2人は一時の疑似的な共闘関係になっていくが
その体験を通してお互いがお互いのことを
深く知っていくこととなり、、、

ネタばれを避けるため
内容についてはあまり言及しないようにする。

「情」がこのアニメの
一つのキーワードでもあると感じた。

佐切は
責務を全うし強くなるために

画眉丸は
愛するもののために

生き抜くことを決意した。

画眉丸は佐切の強さを見切っていた。
佐切は画眉丸の強さを実感していた。

画眉丸のセリフで
「自分自身のことは案外自分じゃわからんもんだな」
というものがある。

強さと弱さは紙一重で
自分の弱さ(未熟さ)を知ること
自分の中にある弱さ(人間性)を認めること

それらが自分の
「強さ」につながっているのではないか。

自分の中の「情」が
世界に与える影響力
そして、
人として強くあることとはどういうことか?

このアニメを通して
僕はそんなことに
思いを巡らせた。


最近流行りの異形もの(鬼滅の刃、呪術回線等)
と雰囲気は似てるが、
独特な世界観があり、
僕はそこに惹かれた。

冒頭のエンディングも
まさにこのアニメを
表していると感じる。


ラストのシーンで
勝手に涙があふれ出てきた漫画
を見たのは久しぶりだった。

漫画版↓(完結)

アニメ↓(未完結)


呪術回線、鬼滅の刃あたりが好きな人には
おすすめです!

気が向いたら見てみてくださいな☺

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