見出し画像

かきたいから、かこう。

 2020年春、幡野広志さんと大西勇史神父の対談イベント開催を機に、「かくこと」をはじめると決めました。
 イベント開催までの道のりの記録を皮切りに、日々感じること、考えること。
 かきたいから、かきたいことばで、かいてみる。
 そんなチャレンジ。いっしょにおもしろがってもらえたらうれしいです。 

はじめまして。

 とはいえ、まずは自己紹介を。
 はじめまして、mayともうします。大学を卒業し、そのまま大学院に進学するも中退。社会人2年目の24歳です。 
 趣味は〇〇です、と名詞で答えるのって難しいなといつも思うので…すきなことはあじわうこと。たべものはもちろん、ことば、きもち、かおり。なんでも、ゆっくりあじわうように、感じて考えて受け取っていくのが、わたしには心地いいです。
 将来のゆめは、贈りもののプロになること。

 振り返れば、幼い頃から手紙や贈りものがすきでした。
 先生や友人、家族からの手紙。学級通信や文集。先生からのコメントつきの日記帳。ぜんぶ、宝物だなんてちょっとはずかしいけれど、やっぱり宝物です。
 幼稚園生の頃には、マンションのお掃除のおばさんと手紙を交換していました。うろ覚えながら、手紙が行き交うときのちいさなドキドキとワクワクを今でも思い出せる気がします。
 こんな手紙の数々が、箱いっぱいにあるのを眺めながら、ことばを贈りあうっていいなぁと思うのです。 

わたし、ことばが好きなんだ。

 物心ついた時には、すでに学生。学生という身分には、もれなくセットで書く機会がついていました。あえて手紙を書かなくとも、なにかしら考えたことを書き表す機会がある。小学校入学から大学卒業までずーっと。
 それが、社会人になったとたんに、別に書かなくてもいいよ、という環境におかれます。自分で始めなければ、まとまった文章も求められず、書かないのだから読まれることもない。
 なにかが足りないと、本屋さんに立ち寄ったり、自分の本棚を眺めてみたり。なにかことばがほしい。ことばを味わいたい。そんな気持ちを解消できないまま、あきらめて寝る毎日。そして、やっと気づけたこと。

 わたし、ことばが好きなんだ。

 気づいたというよりは、理解したというか、自分のことながらやっと腑におちたという感じでした。もしかしたら、受け入れた、のほうが適切かもしれません。
 かくことが得意でも上手でもないから、かきたいなんて言えない。ことばで表現するなんてとんでもない。そんなブロックがあったのだと思います。
 でも、ことばを探してしまった。

 やっぱり、ことばが好き。
 わたしが生きるなかで感じること、届けたいと思うことを、わたしのすきなことばで表現してみたい。
 それなら、かくことをはじめるしかない。

 そんな思いで年末年始を過ごし、2020年は何かかいてみたいな、と思っていた矢先。かいてみたらいいよ!という、わたしにとって最高で最強な追い風に背中を押され、かきたいなら、かこう。やっと、そう思えたのです。


 そう、幡野さんと大西神父の対談 in東京。
 わたしはもう、今だってワクワクしています。ドキドキが上回ることもあるけれど、やっぱりたのしみです。
 みなさんにとっても、幡野さんと大西神父にとっても、おもしろくて、うれしい出会いの時になるように、わたしもたのしく準備させていただこうと思います。

 きっとたのしい道中を、いっしょにおもしろがっていただけたらと、かきはじめます。

 どうぞよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?