学歴なんて関係ない⁉︎高卒裁判所職員が大卒裁判所職員を出世で追い抜く
「高卒裁判所職員」
にどんなイメージを持たれますか?
「確かに裁判所に就職できたかもしれないけれど、しょせん高卒じゃん?大卒より給料安くて、どうせ出世できないんでしょ?」
なんてイメージしていませんか?
確かに
何もしなければ給料は安いままです。
どのくらい給料が安いかというと
高卒裁判所職員が一人暮らしを、まともに維持するまでには、けっこうな時間がかかります。
地味にキツいです😑
でも安心してください。
実は
裁判所職員の出世に学歴は関係ない
のです。
なぜなら裁判所の出世は採用後に
「裁判所書記官」
という官職の資格を持つかによるからです。
なぜ断言できるかと言いますと私は28年間、裁判所で働いていました。その間たくさんの裁判所職員に出会い、色々な人を見てきたからです。
この記事を読めば
「高卒裁判所職員に出世のチャンスがある✨」
という事実を新た知ることができます。
裁判所職員、出世への道
裁判所職員の出世とは?
裁判所は実力社会です。
学歴は関係ありません。
重要なのは
裁判所書記官という資格を持っているか
によります。
裁判所書記官になるためには?
裁判所職員採用試験に受かった後、しばらく実務を経験すると
「裁判所職員総合研修所書記官養成課程」
の試験を受けることができます。
裁判所職員総合研修所書記官養成課程とは
埼玉県和光市にある、裁判所職員総合研修所に入所し
「裁判所書記官」
になるための研修を受けることです。
裁判所職員総合研修所を卒業すると晴れて
「裁判所書記官」
の資格を得ることができます。
試験勉強は仕事と両立しながら、することになるので決して楽ではありません。
地道な努力が必要とされます。
ですが、試験勉強をすることは給料や職場での立場をより良くするための、とても前向きな選択だといえます。
「努力次第で自分の道が開ける」
ということはそれだけ
裁判所という職場が平等だということです。
私が見てきた出世の現実
私は28年間、裁判所職員として勤務してきました。
その経験の中で色々な裁判所職員を見てきたのです。
私が見た裁判所職員の中で意外だったのが
・高卒で裁判所職員になったにも関わらず同期の中で、はやく出世していく人
・有名大学卒で裁判所職員になったにも関わらず同期の中で出世が遅れている人
このふたつの違いは、いったい何だろう?と、裁判所に勤め始めた頃は、ずっと謎でした。
答えは裁判所職員として経験を重ねていき人脈が広がっていくにつれ判明しました。
ふたつの違いは前者が
「裁判所書記官の資格を持っている」
この1点によるものでした。
もちろん出世には個人の仕事の能力や人間性も関係します。
ただ、それって人によって評価の基準が変わりますよね?
実は裁判所の中には絶対的に揺るがない評価基準があるのです。
裁判所書記官資格を持っている人
の出世は早いという現実です。
当然のことですが出世が早いということは、それだけ給料が高いということです。
確かに高卒裁判所職員は大卒裁判所職員に比べて給料が安く出世に時間がかかります。
ただし選択肢は自分にあります。
「自分の努力次第で道が拓く」
結論はこれにつきます。
ま と め
・裁判所は実力社会。学歴は関係ない。
・出世するには裁判所の書記官資格を持つ。
・自分の努力次第で出世の道は拓く」。
ということです。
裁判所の出世は自分次第ということが伝わったでしょうか?
今回の話を通してどんなことでも構いません。
「自分の人生を自分の力で切り拓いていく」
そんな行動のキッカケになれたら、とても嬉しいです。
この記事を読むにあたって、あなたの大切な時間をくださり本当にありがとうございます😌✨
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2023.5.25 あいなつ
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