幼児のぬりえ 子育て支援の歌のグループ
こんにちは。
前回の「春の歌 1回目」の活動も、予定の時間はあっという間にすぎ、賑やかに楽しく終えることができました。
さて、この会は3月は月2回のペースで進めています。子どもたちにも、一緒に参加するパパ・ママにも負担なく程よいペースでできるかな、と思っています。
というのも、こういった活動のペース、頻度を考える時、どうしてもピアノ講師業が長いため、無意識にそれと比べて考えるクセがあります。
例えば、子どものピアノのレッスンを考えてみると、
たいていの場合は週に一回ペースです。音楽が好きになり、ピアノを弾いて音楽を楽しめるよう、日々レッスンをしています。しかし、ピアノは実技のもの。やはりレッスン時間が楽しいだけでは、ピアノを「弾けるよう」にはなりません。
そのため、
「ピアノを弾けるようになる」ためには、着実にレベルアップできるよう、毎回の宿題があり、1週間お家での練習が必須になります。レッスンでは1週間の練習がよい方向に進んでいるかどうか、つまずきポイントあったら、そこを軌道修正しています。このようにして、数週間かけて1曲を仕上げていきます。
というように、ピアノの場合は、自宅での復習が定着しています。
ところが、
この「日本語の歌で遊ぼう♫」では、目的が違うので、宿題を出すかどうか迷っていました。
先にお伝えすると、「ぬりえをする、歌っている声を録音、もしくは動画でとる」の中から、①子どもが取り組みやすいことを遊びながらやること、②メールで提出、という形になりました。
なぜ、このような形にしたかといいますと、
少しでも歌を思い出して口ずさむ回数を積み重ねてほしい、という願いからです。
そもそも、この歌の会に参加している子どもたちには、英語を使うように日本語も使えるようになってほしい、というご両親の思いがあり参加しているのです。
海外在住の子どもたちは、意識的に「日本語にふれる機会」を必要としています。そうであれば、子育て支援でその時間を楽しく過ごす、それにプラスして、「一人一人が日本語を声に出すこと」も経験してほしいものです。
ですので、
お歌の会で楽しく歌った歌に関するイラストに、ぬりえをすることにしました。
そして、プラスして、「お歌を歌ったり動きで表現できるお子さんは、ぜひ録音・動画でも提出してくださいね。」と選べるようにしています。ぬりえを塗ることが目的ではなくて、歌った歌を定着するようふりかえるための道具としてぬりえにしてみた、ということです。
やはり、言語は、活動の時間以外に歌わなければ、残念ですがそのまま忘れていってしまいますので。少しでも単語や発音、日本語のニュアンスなどを、発音する機会がふえるようにしました。
今回は、ずくぼんじょ、ひなまつり等に関係するイラストのぬりえシートです。
どのような活動が適しているのかは、年齢や発達段階によって様々です。
なので、それぞれのお子さんの様子によって取り組み方を選べるような宿題にしています。
もし、絵を書くことが得意なお子さんでしたら、色を塗るだけではなく、まっさらな紙に自由に書いていってもらうのも、素敵ですよね。
これらの作品(ぬりえ・イラストや歌・動画など)は、毎月2回目の終わりには、活動の記録ということで、動画にしてお渡ししていきます。
動画はネット上にアップして、限定公開でみられるようにしています。
子どもたちの笑顔を見ていただきたいですが、やはりネット上での発信なのでそのあたりはかなり気をつけて取り扱っております。
3月は2回でまとまりのある活動となります。なので、2回分の活動で子どもたちが何をしたのか、後で見返して振り返る材料になりますね。
また、家族や日本にいる親戚と画面共有をつかってゆっくり鑑賞したりするのも、家族と過ごすいい時間になります。
イギリスでは、3月8日から段階的にロックダウンの規制が解除されています。まずは、小学校〜大学など学校関係が再開しています。簡易のPCR検査のようなものも定期的に行うという話も聞いています。
子どもたちにも、変化していく社会に適応していく能力が求められますね。
まだまだ上手な文章を書くには、至りませんが、それでも今やっている活動の記録として、書き続けていこうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今週も良い一週間をお過ごしください。
愛
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